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東方の世界に転生して頑張る的な話  作者: teyu
第12章 秘封倶楽部の活動記録
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焼き肉をすることになりました

「お邪魔しまーす、あら、案外きれいなのね」

「あっ、ほんとだ。遊助って部屋きれいにしないタイプだと思ってた」

「お前ら本人の目の前でよくそんなこと言えるな。でも、掃除は早苗が勝手にやってるから俺は関係ないぞ」

蓮子とメリーを家に入れると早速、あたかも俺が掃除しない男だ、みたいなことを言いだしたので、すこしイラッと来たが、一応は客人だしこらえよう。

「で、私はとりあえず寝るけど。夕飯は何でもいいからね~」

「おう。夕方までには考えとく、ってなんで夕飯まで食ってくことになってるんだよ」

「すや~~」

反射的に帰してしまったが、おかしな話である。なんで飯まで用意してあげなければいけないんだ。

「しかたないですよ遊助さん、私が何か買ってきます」

早苗はこういう時非常に温厚に見える。しかし、信仰とおれがからんでくるとそうとも限らないのだが。

「蓮子ってこういう時、結構わがままなのよね。早苗ちゃん、ごめんね」

「いえ、いいんです。一応先輩なんですから」

「ありがとう。あとで蓮子にも言っとくわ」

メリーはべつに俺を狙っているわけではないので、早苗も敵対心は見せない。

「遊助さん、あとで一緒に行きましょう」

「別にいいぞ。今日はみんないるし、焼き肉でもやらないか?」

その提案に早苗はのり、

「そうですね。お料理をしなくてもいいなら私も助かりますから」

「そうだな。早苗に色々とやらせるわけにもいかないからな」

メリーは蓮子と同じく疲れているようで、買い物には行きたくないようだった。


「すみません、荷物全部持ってもらっちゃって」

「気にすんな、俺とおまえは恋人同士なんだし、男が女をいたわるのは当然じゃないか?」

「そうですね。でも、遊助さんがいたわるのは私だけでいいんです。遊助さんはただでさえ周りに女性がたくさんいるんですから、誘惑されちゃだめですよ?」

「そういわれてもな。嫁はたくさんいるし、きっぱりと断るのは苦手だし」

早苗は目をギョロッと俺を見つめながら

「そんなこと言ってたら、私何するかわかりませんよ?」

と言ってきた。巫女なのに、こういうところは全然清くない。こういうところを直すべきだと思う。

 2人で話していると時間は短く感じるもので、もうマンションについてしまった。

「そういえばなんで5階にしたんだ?上の階、他にも空いてたのに」

「私も最初は7階にしようと思ってたんですよ。でも全部埋まっていたので、縁起のいい数字の5を選んだんですよ」

「縁起がいいならそれでいいんだけどな。早く行って準備しようぜ。2人とも腹減ってるだろうし」

「その気遣いも私の前で早めてくださいよ。嫉妬しちゃうじゃないですか」

むかしはみんなそういうのを気にしていなかったから、俺も全然意識していなかった。まあ、今日からは気を付けるか。

文字数を稼いでる感じが読んでてむなしくなる

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