言い訳する理由がない
駄文、そして短い
優秀なカメラマンがこの学校にいるとは。こっち見てるやつなら大体気づくんだが、全く感じなかった。気配が消せるなんて人間なのにすごいな。
「おい、廿楽。貴様、俺たちという非リア充連合の同士がいながら、裏切ったのか?」
非リア充連合ってなんだよ。所属した覚えがない。
「男子そんなもん作ってたの!?」「キモーイ」「廿楽の方がまだましね」
非リア連合のことを言ったばかりに、流れが俺たちの方へ向いてしまった。すくなくとも女子はオタクよりもリア充の肩を持つだろう。
「非リアとかリア充とかどうでもいいんだが。他人のことなんて気にしてもどうしようもないだろ」
「グッ!痛いところをついてくれるじゃないか。だがしかし、一緒に住んでいるというのはどういうことだ!?」
今度は俺が不利になった。女子どもが
「えっ、廿楽って早苗さんともうそんな関係なの?」「廿楽って、そんなけだものだったの」
と囁き始めた。別にそういう関係だとは思っていない。はたから見たらそうとしか思えないというのもわかっているが。
「同棲してるんだろ?高校生のくせにそんなことしていいのか!?許されるのはギャルゲの中だけだ!」
「仕方ないだろ、神s、じゃなくて早苗のお母さんから頼まれたんだよ。親と知り合いだったからな」
親と知り合いなのは嘘だ。神様が住めといったなんて、どうせ信じない。
「親公認って、まじラノベとかの世界だろ・・・」
「廿楽、夏休みの間にそんなチートスキルを身に着けたのか・・・」
いや、身につけてないから。強いて言うなら人生経験を積んだからだろうな。
「まあ、別に気にすんなよ。お前らにだって希望はあるだろ。地球の男女比は男49、女51らしいぞ。つまり男にはパートナーがちゃんと用意されてるんだ」
「だからと言って、それが希望通りなわけではないし・・・」
「だから、早い者勝ちなんだよ。お前らがぐずぐずしている間に、好きだと思えるリアルの女は他の男にとられていくぞ」
とりあえず煽っておけばいいだろう。すると予想外にも奴らが煽りに乗るのではなく、賛同した。
「確かにそうだ、俺たちにも希望はあったんだ!」
これは以外だった。そもそも俺と早苗が付き合ってるんじゃないか疑惑から、よくもこんな話に変わったもんだ。話を逸らす才能がある気がする。
次はちゃんと書こう




