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東方の世界に転生して頑張る的な話  作者: teyu
第8章 大陸へ行ってくる
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時は少し流れたようです

展開するスピードを上げないといつまでも終わらない

 その後数年は特に何も起きることがなかった、というわけでもない。アリスは成長し16,7歳になったが家の住人が一人減った。エルザが老衰で死んだ。魔法使いは種族としての魔法使いなら寿命は長いらしい、しかしエルザは魔法を覚えたただの人間だったらしく、人間本来の寿命で死んだ。

「お祖母ちゃんは魔法使いじゃなかったの?どうして」

「それはエルザが人間だったからだ。でもお前は生まれながらの魔法使い、すぐには死なないぞ」

アリスは成長したとはいってもまだまだ若く知識は乏しい。魔法使いの原理というものがよくわかっていなかったようだ。やっぱり好きな歩ととの別れってのはつらいもんなのかな。死別はまだ経験したことがないのでよくわからない。


 やがてアリスも魔法使いとしては1人前ともいわれるレベルまでに到達した。指導をしたのはすべてキャサだ。彼女も幻想郷で魔法の研究をずっとしていた。

「キャサさん、魔法の指導ありがとうございました。自分の分野じゃないマリオネットのこともわざわざ教えてくださって」

「いいんですよ。私も勉強になりましたし」

「で、アリスはこれからどうするんだ?」

アリスは子の人形店を継ぐのだろうか。とはいっても客は俺とキャサしかいないようだが。

「今のところはここにいるつもりよ。でもまた魔女狩りの風潮が戻ってきつつあるからどうなるのかはわからないわ」

「まあ気が向いたらいつでも幻想郷に来いよ。人形の素材はたくさんあると思うぞ」

「じゃあ、もしもの時はよろしくね」

アリスが魔女狩りの日がいに会わないことを願いたい。まあ、あの王様は止めてくれるんじゃないだろうかとは思っている。実はあの王様に子供が生まれてもいた。娘が2人らしい、あれに似たような感じに育たなければいいのだが。


「そういえば私も幻想郷に来て数年ですが、そろそろパートナーを見つけるべきなんですかね?」

「俺に聞かれても・・・」

そんなこと聞かれても、俺はどうしてあげることもできない。

「でも、遊助さんハーレム作ってるじゃないですか。やっぱり相手をひきつけるテクニックとかあるのかなと思ってるんですよ」

「そんなもん何もないぞ。普通に接してるだけだ」

正直あいつらには演技したところですぐ見抜かれてしまう。昔はみんなちょろかったが今はかなり手ごわい嫁たちになっている。しかしキャサが結婚するなら、丁度よさそうなパートナーがいたような気がするんだよなぁ。

この章は長くなりそうです

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