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13 宇宙最強の郵便屋【郵便屋伝説】
この回のお話は何と!
http://koebu.com/smph/topic/14875192b7f
にて、音声でお聴き頂くことができます! はーちゃん様、ありがとうございました!(*´∀`)
彼の頭上まで振りかぶられたグレート・ソード(大剣)が、豪速を以て振り下ろされる。
ずずぅ……ん
重い音が大地を揺るがし、異形のモンスターは、両断され、どす黒い体液を撒き散らしながら、動かなくなった。
それに今にも噛みつかれそうになっていた女性は、驚きに目を見開きーー尋ねた。
「あの。あなたはーー」
「ポストマン」
「えっ?」
彼を覆っていた土煙が、晴れる。そこから現れたのは、身長2メートルを超える、巨漢であった。
「宇宙最強の郵便屋。それが、俺だーー俺の配達を阻むモノは、斬るーーッ」
「郵便屋……さん」
「そうだ。お嬢さん、届けたいものはないか」
「じゃあ、これを……」
女性はおずおずと、小さな封筒を差し出す。
「あなたに……、届けて、もらえますか」




