不可解
多分、一瞬のことだから好いのだと思う。
永遠に続けば、と仮定すると解は明確である。
宇宙上に個体が二つならば、また別の解を導き出せるのだけれど。
無数に選択肢があることに依って、選択の幅は増えた。確かにそうである。
だが、選択の幅が増えたからと云っても、選べるとは限らない。
運とか、偶然とか、何かの不足とか、様々な要因で選べない選択肢が存在する。
すなわち、物事には限度や限界があり、何かに規定された選択肢しか選択は出来ない。
それに加えて、選択肢が無数にあると逆に選択出来ない事態に陥る。
だから、捨てようと思っているの。
すればほら、またあなたは先を選びとることが出来る。
自分の出した解はそれ、じゃああなたはどうだろうか。
解が一致しないのならば、如何なることになるでしょう。
解けない数式はあるから、証明は終了で平行線。
きっとそうだと思う。