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prologue
[prologue]
窓の外は暗い。今は夜だからだ。
教室の中にはパソコンがずらりと並んでいる。それらが今、ログイン画面で待機している。
スクリーンの光が教室の白い壁に反射して全てが青く染まっていた。
ぶつん!
何かが切れる音がして一斉に電源が落ちる。
が。
一瞬にして電源が入る。
教室が、
紅く、
染まった。
それはまるで血のような醒めるような。
しかし、何事もなかったかのようにまた、電源が落ちた。
夜目のハズのカラスが、どこか遠くで嘲笑った。
初見の方、はじめまして。
前作を読んでいただいた方、お久しぶりです。
coldashです。
この小説はモバゲー内にて私が連載している小説です。
あまり更新していないので連載というのもおこがましいですが、こちらでもUPしていこうと思っていますので、よろしくお願いします。