表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

悪友

A子は、ある日、一匹のミミズに出会った。A子は、その瞬間ビビビときたのだ。もう二度とこんな可愛いミミズには会えないだろうと思いペットにする事にした。首輪代わりに刻み海苔を巻いてシマシマ模様のミミズにしてあげた。A子は、どこに行くにもそのミミズと一緒だ。移動する時はミミズを手のひらに乗せて一緒に移動する。ある日A子は昔からの友達と食事をすることにした。その時もペットのミミズは一緒だった。しかし事件が起きた。そのミミズが友人の手のひらに乗って、凄い勢いで曲がりくねり頭とシッポを合わせて輪になった。そして友人の手を噛み始めたのだ。A子は急いで「ごめん。ごめん。」と言い自分の手のひらにミミズを戻したが、なんとA子の手も噛んだのだ。A子は一瞬にして今まで、そのミミズに抱いていた情をなくし、そのミミズを潰してしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ