表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/5

4



次の日。


 朝練が終わった後、僕は先輩に声をかけた。


 少年サッカー時代にも一つ年上にいて、サッカーを始めてからずっと僕にとって先輩である、元永先輩だ。


 昔からサッカーがうまくて、少年サッカーのキャプテンも務めて、今部活では副キャプテン。次期キャプテンだろうたぶん。


 ちなみに、彼女だっているし、勉強だってできるし、なんなら文化祭ではバンドなんかも組んだりしてて、いやあすごいなあ。


 こういう人になりたいもんだ。毎日、一日が始まるのが楽しみすぎて、四時起きとかでもシャキッと起きれたりするんだろうな。


 前置きが長すぎた。


「元永先輩」


「おお、棚田、どうした? 棚田最近ドリブルいい感じだな」


「あ、ありがとうございます……、あ、それでですね、あの昔の話なんですけど、曲花監督っていましたよね」


「あー、いるよ。先週の日曜日も来てた」


「そうですか」


 元永先輩は、毎週日曜日の午前に、少年サッカーのコーチ補佐のバイトをしている。


 いやあサッカーが上手いといいね、色んなところから頼りにされて。


 まあそもそも、午後からは普通に部活の練習があるのに、午前も小学生と一緒にサッカーやってるってすごいな。


 体力ありすぎ。


「あー、でも最近、曲花監督、忙しそうだな。なんでも娘が入院してるらしくてな」


「え? 入院ですか?」


 曲花は僕を踏みつけるくらい元気だ。


 ということは、入院してるのは……。


 そう。あの、僕と丸野に裁縫を教えてくれた人。


 きっと、曲花かおりのお姉さんだ。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ