閑話:ある時
side:じょうぎ
「予想外すぎる…!!」
あいつが、武器屋をやっているということはあいつ生産職…?!
「主様はいまお休みになられています」
「あぁ…ありがとう。それよりこれは…刀?」
量産式名刀…?あいつこれ量産してるの?
「田中…鈴木…あいつネーミングセンスなさすぎじゃないか?」
そこそこの値段するな。まあ一振り買っとこうかな。
「すいません。この田中ください」
「はーい!10,000ルーンになります!」
うわ、なかなかに高性能…
あいつ今までのゲームだと全部軽戦士だったんだけど…
うちの専属にできないかな…
生産職としての腕前以前に何かのユニーク持ってるの確定だから引き入れたいんだよね
どう引き入れましょうかねぇ。
でももうほかクランもあいつ確保に勤しんでるだろうし…
「お~ここが彼がやってる武器屋かぁ~」
!!?
MFだ。彼女のクラン『白い幽霊』もあいつを確保しに行っているのか…
「お。じょうぎちゃんじゃん。じょうぎちゃんも彼確保に行ってるのかい?」
「まぁ…うん。」
「やっぱユニークは見逃せないよねぇ」
そういえば妖精みたいなの連れてたな…武器屋のインパクト強すぎて忘れてた…