風のいたずら
「へぇ…」
今俺は攻略サイトの工房のページを開いている。
工房
小・中・大のサイズがある。小でも最低20万ルーンは必要。大となると1000万くらい必要になる。
小では従業員を一人雇うことができる。小で雇える従業員は基本的には売り子。
中では従業員は5人雇うことができる。中では職人も雇うことができる。
大では従業員は15人雇うことができる。大では警備員を雇うことができる。
「警備員?泥棒でもいんのかな」
まあそんなの大買った時に考えればいい。とりあえず小を買えればいいんだから。
「金稼ごう。金策も調べるか」
効率のいい金稼ぎ
サーディンの町の近くにレベルが80のモンスターの群れがいる。苦労するが全滅させると150万ルーンはゲットできる。Lv上げにもなる。
即・実行----
多分死ぬ、いや99%死ぬが後学のために挑戦してみようと思う。とりあえずサーディンに行かないとなんも始まらないのでボスを倒しに行く。そろそろ見えてくるはずだ。こいつかな?
「『鑑定眼』!」
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種族名:ウィンド・ロー・エレメンタル
種別:精霊(下)
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精霊さんかよ。
『ねぇねぇ、おにーさんなにしているの?』
おっとはなしかけてきますか。
「これから此処のボスを倒しに行くんだよ」
『へぇ!ついていっていい?』
まあ多分ダイジョブでしょ
「ん。いいぞ」
『やったー!』
『ウィンド・ロー・エレメンタルをテイムしました』
ん?テイム?は?
『これでわたしはきみのはいか!名前を付けてほしいの!』
え?理解が追い付かないんですがそれは
なに?名前を考えろって?風の精霊だろ?
「『シルフ』?はどうだい?」
『ん!それがいい!』
『ウィンド・ロー・エレメンタルが風の中位精霊「シルフ」に進化しました。』
は?
side:シルフ
わたしはこのもりにくるおっきなかぜがみえた。
ちょこっとみたくなって、みにいったら人族のおにーさんがいた。
でもあれはでんせつきゅーのおおかみさんのあくせさりーをもっている。
このひとについていけと、わたしのなかの何かがささやいた。
とりあえず、なにをするのかきいてみる。
『ねぇねぇ、おにーさんなにしているの?』
「これから此処のボスを倒しに行くんだよ」
『へぇ!ついていっていい?(配下としてずっと)』
「ん。いいぞ(戦い終わるまで、知り合いとして)」
『やったー!』
「え?テイム?」
なにかこんらんしてるけど、このあとなまえをつけてもらって、しんかできた。
ホント人間が出せない病かかってんじゃないかな