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ダンジョン攻略  作者: 豊次郎
11/17

凶悪な森の話

地面を踏みしめる。

永い眠りから覚めて、久しぶりに地面に足を付ける。

まだ、寝ぼけているのか、足元がおぼつかない。


少し、辺りを散策しながら体を慣らす。


と、急に脱力感に見舞われる。


そうだ!腹が・・・お腹が減った。

ごはんは・・・・何もない。

周りを見渡すも・・・・わたし独り。

真っ暗な中、わたし独り。

みんなは何処へ。


ここは・・・どこ?


取り合えず、上の方を目指して歩いてみる。


途中で道が狭くなってたけど・・・日の光が見えるところまできた。


あかるい・・・暖かい。


そのまま、日の当たる方に駆け上がる。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「お-い。ドラゴンだ! ドラゴンがでたぞ。」

マサラは大声で叫ぶ。

一斉に矢がドラゴンに向けて放たれる。

ピューン。ピューン。ピューン。

と何十本もの矢が飛ぶ。飛ぶ。


レイド隊が剣を抜きドラゴンに向かって走り出す。

「うおおお!」

「せい!!せい。せい。」

ドラゴンはビクともしない。


ただ、此方を見ているだけだった。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ああ、人間か?

また、懲りずに・・・・


人間を眠りにつく前に食べたが、臭くて食べれたものでは無かった。

しかし、かゆい。

また、チンケナ矢に剣か? 

ふっ かわいいな。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「どりゃ、どりゃ どりゃ。」

レイド隊は剣を振るう。

と何かが飛んで来た・・・・しっぽ?


そう思ったし瞬間。飛ばされた。

仲間たちは次々に遠くの木まで飛ばされるか岩にぶつかり、そのまま、気絶した。


「ぐはっ。無理だ。こんな化け物。弓も剣も効かない。」

俺達は何と戦っているんだ?


と、魔法隊が演唱を終えて魔法を飛ばす。

「ファイヤーボルト ‼‼‼‼」」」」 とサーニャ隊が炎の束を飛ばす。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


フム。ちょっと熱いな。

そんなに、腹の辺りを炙られたら・・・炙られたら

腹が・・・腹が・・・・


減った。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


ドラゴンは 《 ギャ------- 》とうねる。


その咆哮でサーニャ隊は吹き飛ぶ。


ギルマスのナポリは思う。

これが、ドラゴン・・・・強すぎる。あまりにも強すぎる。

しかし、何で・・・なんで 死人が出ていない?

ドラゴンが手加減してる?

何のために?


とドラゴンをは翼をはためかせ飛び立つ。


そちらは凶悪な森の最暗部・・・・


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


「はぁはぁはぁ。こんなに早くドラゴンが地上に出てくるとは!」


ヨハネは全力でダンジョンに向かう。

とそこは、気が薙ぎ倒され。冒険者が這いつくばっていた。


「まさに、台風が通り過ぎた後みたいだな・・・・おい大丈夫か?」


「ああヨハネさん。何とか。」


「遅いじゃないか!ヨハネ。」

とギルマスのナポリが叫ぶ。


「すまない。ドラゴン用の装備を揃えていた。封印していたために時間がかかったが・・・ドラゴンは?」

「ドラゴンは凶悪な森の最暗部の方に飛んでいきました。」


「なるほど。餌の調達か。」


ならば、まだ時間があるな。とヨハネは思う。


取り合えず、対策の練り直しだな。















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