明日、世界が終わる
「ここは・・・」
トヨタは目を覚ました。
「ここは何処だ? 俺は・・・・殴られて・・・」
「おや?起きたか。」
窓際に痩せた奴が此方を見ていいる。
「お前は…ニグモ。だったか。ところで何で俺は生きているんだ?」
ニグモは窓を開けて、窓枠に腰を掛けた。
「お前、運が良い。そう天文学的な確率で。まず、一番にニケに殺されなった事。本当に運が良い。次に、ニケに仕事を斡旋してもらった事。まあ、そのお蔭で此処にいる。俺は思うんだが、あの日、ニケは如何にかしていたと思う。」
「痛ててぇて。そうなのか?本当に?お前と俺とは同じ時期に此処に来たのに随分と詳しいな?」
トヨタは後ろに手を添えて、上半身を起き上げる
「そりゃそうだ。俺は着てすぐに、ウジナさんに半殺しにされた後、ここのルールをブロックで殴られながら教わった。そのお蔭で・・・少し賢くなった。」
「でだ。本日から俺達と同じ掃除屋をやってもらう。よかったな」
「はぁ? 最底辺の労働じゃないか_?無理無理 いやだ。」
トヨタは首をふる。
「じゃ、教えておいてやる。まずと、スリムて奴がいた。と思う。」
「ああ、最後に戦う相手のひとりだったな。」
「ああ、そうだ。そいつな。昨日殺されていた。」
「は?」
トヨタは口を開けたまま止まった。
「そう、ここで生きていくには、誰と組むか?だ。ヤトリはゲンゴロウの舎弟。俺は掃除屋でウジナさんの舎弟。おまえとスリムだけが後ろ盾がいない上に、有名になった。お前は多分、そのままだったら、いの一番に殺れていた。運が良い・・・ニケさんに掃除屋に任命されたうえにウジナさんのチームに入れ貰えるように俺が頼んでやった。」
「は?いい迷惑なんだが?」
トヨタは迷惑そうで不満な顔をしたが・・・
「そうかい。じゃ取り合えず、躾からだな。」
そのには、コンクリートブロックを持ったニグモがいた。
「あああ・・・」
トヨタは目が覚めたといえ・・・
「やめ・・・・ぎゃ・・」
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『そうか。スパイで潜入させたスリムはもう、殺れてしまったのか。』
「はい。」
『そうか。では、どうするのだ?』
「もう1人います。そいつに・・・」
『そうか。まあ。この件は、そうそうに片を付けよ。』
「はい。必ず。」
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「ニケさん。あの野郎を生かしておいて良かったんですか?」
「あの野郎?」
ニケは、片手で腕立てをしながら答える。
「いいよ。ウジナがよろしくやるだろう。その腕はウジナは良い働きをするからね。」
「はぁ・・・・」
とゲンゴロウはため息交じり
「大丈夫じゃ。ゲンゴロウ。1つの選択肢が増えた。これからじゃ。」
ムカデは、最近手に入った魔石を磨いている。
「ムカデ。あとどれぐらいで、モノになる?」
「今の、5倍。いや、10倍は欲しいです。でっかい焔を起こすにはねぇ。」
「てことで、ゲンゴロウ。後、3週間で5倍だ。」
「はい。何とかしてみます。」
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1週間後、顔の形が大分変ったトヨタがいた。
「おい。トヨタ。そっちのゴミは片付いたか?」
「ヘイ。ニグモの兄貴。」
「なら、次いくぞ。次。今日中に、この界隈を終わらせるから。」
ここでの掃除は、トラックにゴミを入れ運ぶ。死体を運ぶ。 その後を掃除する。
本日は殺人が起こっていない珍しい日なので只の掃除だ。
トラックを運転しながらウジナは思う。
後、何日後だろう・・・ このまま、ニケが黙っている訳もないし。
俺に変な奴を寄こすし・・・どうしたものか
どちらにしても、ヤバい臭いしか・・・しない。
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次回の探査船の出発がいよいよ迫っていた。




