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第96話 毛利輝元・足利義昭

1584年が終わりに近づいたころ、安土城から定期連絡で織田信忠を総大将とした討伐隊が籠城攻めをしていた月山富田城に攻め込み、毛利輝元・足利義昭の首をあげたと連絡が来た。


その連絡を囲炉裏テーブルの部屋に皆を集めて力丸が読み上げる。


京を追放されながらも征夷大将軍の職を降りなかった足利義昭の末路は悲惨なものであった。


月山富田城は長い兵糧攻めで、戦うだけの力がなくなったところで撫で斬り攻めが行われた。


織田家に逆らうものはどうなるかを見せしめるべく、城内の者、皆殺し。


城から血の川が流れたと噂された。


「これで兄上様が征夷大将軍ですか」


と、お市様が複雑な顔をして言った。


「俺は信長様が作る幕府を見てみたいので」


「征夷大将軍を薦めたのは常陸様でしたね」


「はい、関白、太政大臣、征夷大将軍の中で一番合うと思いましたから」


「まぁ、兄上様が関白や太政大臣は合わないですわね」


「年明けには将軍宣下となりますね」


家臣達は皆嬉しそうに目を輝かせていた。


「そして、常陸様も官位上がりますよ」


「え?俺も上がります?参議ってかなり上なはずですよ?これと言って活躍してませんが?」


「兄上様は貴方が作った改良型の火縄銃を高く評価しているわ、さらに城作りに画期的な技術を提案した貴方は、茶器や領地よりも官位を上げたときの表情があからさまに違うと、兄上様言っておられましたから」


うん、俺は領地なら持て余すし茶器には興味がない。


刀剣武具には興味はあるが既に何振りもある。


官位は貰っても困ることはなく、時代劇大好きな俺には憧れのもの。


官位官職は嬉しい。


次の官位は茨城県民なら皆が憧れる官位か?


気になる。


翌々日の知らせで、正月に京の銀閣寺城に登城するようにと書かれていた。


流石に引っ越しの時のような二千五百の兵は集めはしない。


本物の改良型火縄銃を持たせた五十の足軽を連れて行くように準備を力丸に指示した。



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