表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
708/1410

第703話 悪魔に魂を売った男

 船首に立った男・・・・・・老人は手には十字軍が持つような大剣を両手に持っていた。


兵士達がその男に向かって銃口を向ける。


俺も愛刀の上杉景勝から貰った合口具えの太刀を抜いて構える。


「何者だ。名を名乗れ」


黒いまかまがしい気を放つ男・・・・・・間違いなく妖魔が取り憑いている。


「クレメンス8世と言う名の肉体だな」


と、言う。


「肉体?」


「この男の魂は予が食らってくれたわ。我が名はアガリアレプト」


アガリアレプト・・・・・・悪魔の名前として学んだことがある。


「悪魔か貴様は?」


「クレメンスは貴様を倒すための力を求めて、予を呼び出したのだ。本来なら配下の軍人の体に降臨させるつもりだったようだが、予はこの男の魂を食らって取り憑いてやった。悪魔の契約だ。その方の魂貰うぞ」


と、大剣を構えたとき、後方から


「撃て、撃て、撃て」


と、お江の発砲命令が下された。


兵士達はアガリアレプトに向かって次々に発砲するが、大剣を軽々と振るうと弾をはじいて防いでいた。


「くわっははははは、くわっははははは、人間のそのような武器が効くと思ってか。幾万人の血肉をアイアンメイデンで絞り飲んできた予は今、最高の肉体ぞ」


「祓いたまへ清めたまえ・・・・・・・・・」


鹿島の大神の力を借りるために祝詞を唱えようとしたとき、アガリアレプトは、


「唱えさせるか」


と、一足飛びで俺に斬りかかってきた。


ゲームや漫画とは違う。


実際の敵という者は相手が呪文を唱えるならそれを阻む者だ。


そのため前衛となる剣士や戦士が必要。


俺の今目の前の前衛・・・・・・お江と、ミライア・・・・・・。


俺の家臣の最強剣士グループは他の艦長としてしまっている。


柳生宗矩、真壁氏幹、佐々木小次郎、柳生利巌・・・・・・槍の名手、前田慶次、真田幸村。


俺の船は紅常陸隊の兵士が多く、そこまでの剣士は俺の護衛として着いている側室だけだ。


祝詞が唱え終わるより早い・・・・・・間に合わない。


あの剣はいくらお江だって受け止められない。


お江は俺が教え込んだが強剣ではなく静かな剣、暗殺向きになっている。


無理だ。


俺はお江の肩を掴んで後ろに払い前に出て、太刀で受け止めようとした。


大剣を鹿島の大神の力を宿していない太刀で受け止めるのは不可能。


一太刀で俺の太刀は砕け散った。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【書籍版案内】 13巻2026年2月25日発売 i1090839 i928698 i533211 533215 i533212 i533203 i533574 i570008 i610851 i658737 i712963 i621522 本能寺から始める信長との天下統一コミカライズ版☆最新情報☆電撃大王公式サイト i533528 i533539 i534334 i541473 コミカライズ版無料サイトニコニコ漫画
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ