表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

579/1172

第576話 ハーレムKINGに俺はなる?

「お初様、真琴様はハーレムキングなのでしょうか?ですです?」


と、ラララが私に聞いてきた。


「はーれむきんぐ?」


最近、私もラララから各国の言葉を習っている。


その為、言葉の意味がおおよそでわかる。


「千人ものハーレムを持つ御主人様ってハーレムの王ではありませんか?ですです」


・・・・・・。


「まさか、流石に千人は側室にしないでしょう」


「え?ですが、先ほど毎日抱いても3年、毎日1人抱いても3年ってって鼻息を荒くしている御主人様がいましたですです」


「あの馬鹿、なにを考えているの。少し懲らしめてあげるわ」


側室を持つことは了承している。


しかし、1000人なんてのは許せない。


許して良い訳がない。


真琴様を少し懲らしめて止めさせねば。


と、真琴様の執務室に行くと、


「おっ、お初良いところに来た。頼みたいことがある。1000人を面接して数名にしぼってくれないか?」


「え?」


私が叱責の第一声を出すより先に真琴様が意外な一言が。


「流石に1000人の側室を平等に愛するなんて出来ないからな。そこでだ、側室の代表であるお初、人の心を実は見透かしているお江、百の言葉を使い分けるラララ3人で面接をして5人くらいを選んで欲しい」


「あっ、はい・・・・・・あのハーレムキングになるのでは?」


「はぁあああ?俺は、おっぱいドラゴンじゃないんだから」


と、笑って言う。


おっぱいドラゴン?西洋の龍はおっぱいが好きなの?っという事より、私が怒ろうとしていた事は真琴様の中では、平等に扱えないと言う価値観ですでに整理されていたのに肩の力が抜けた。


「外見的好みは爆乳でなければ良いくらいかな。髪の色、目の色、肌の色で選ばないこと。それと、国との関係性も気にしないで良い。そう言うのは織田家の者が担うべきだからな」


「真琴様、あなた様も一応、織田家の者ですよ」


「あっ、そうだけど。その織田宗家でつながりを持って貰った方が良いから。だから、お初達が面接して、この娘なら側室達と皆仲良く出来るなって娘を選んでよ」


「はい。わかりました。1人も残らないかもしれませんよ」


「はははははっ、任せるよ」


くぅ~なんか見透かされているようで腹が立ち、真琴様が書いていた絵を手に取りビリビリにして破いて部屋を出た。


部屋から、


「うわ~、新しい甲冑の図案なのに~」


と、聞こえていた。







原作11巻5月25日発売

発売初週売り上げオリコン☆9位☆

オーバーラップ文庫

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

電撃コミックスNEXT

5巻4月26日発売

重版出来

挿絵(By みてみん)

電撃コミックスNEXT


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i621522 【書籍版案内】 最新情報オーバーラップ文庫公式サイトへは画像をクリック i533211 533215 i533212 i533203 i533574 i570008 i610851 i658737 i712963 本能寺から始める信長との天下統一コミカライズ版☆最新情報☆電撃大王公式サイト i533528 i533539 i534334 i541473 コミカライズ版無料サイトニコニコ漫画
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ