表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

463/1176

第462話 織田信長の側室

挿絵(By みてみん)

オーバーラップ文庫

電撃コミックスNEXT

 「ん、来たか?思っていたより早く来たな」


と、織田信長は耳かきを止めさせ座り直した。


「ええ、蒸気機関船が完成いたしましたから、最強の艦隊を作りリベンジに来ました」


「リベンジ?」


「やられたらやり返す、倍返しだ」


と、言うと織田信長はおそらく未来の言い回しなのだろうと、特に突っ込んでも来なかった。


「そうか、風がなくても走る船が完成したか?」


「はい、一隻、信長様用に用意してあります」


「よし、あとで見に行こう」


と、60を過ぎても好奇心のある織田信長。


「それより、そのネイティブアメリカン?インディアン?の女性は?」


黒髪が長く肌の色はこんがりと小麦色、目鼻立ちがはっきりとしている美人の女性が気になる。


気になるので聞くと、後ろでお初が強烈な視線を俺にぶつけてきているのがわかるが、気が付かないふりをする。


お初の視線に負けたら、黒ギャル大好きの俺の趣味嗜好を自分自身で否定してしまう気がする。


「ん、部族長の娘でキャルッパと言う。側室に迎えた」


「羨ましい~~~~~~~」


ゴツン


後ろからお初に鉄の扇子で頭を叩かれた。


叩かれたところを押さえてうずくまっていると、織田信長は追い打ちをかけるように、


「猿も、側室にしたぞ。しかも懐妊しておる。なんでも真琴がくれた精力剤で、ビンビンだ。と、喜んでいたぞ」


羽柴秀吉~~~お前もか・・・・・・。


無精子症だと思っていたが、栄養状態改善で多少なり精子が作られるようになったのかな?


伝承だと、正室の北政所の結婚当初に子供が出来ていたって説もあったくらいだから、完全な無精子症より精子が少ないタイプなのかな?


など、考えた。

だがなんにしても、めでたい事と思った。

この後、姫が誕生する事になる。


「信長様~俺が黒肌ギャル好きなの知っているはずなのに、なんで俺にはいないんですか~」


そう、俺のリュックの中身にある美少女アクリルキーホルダーを見ている織田信長は、俺の女性の趣味を知っている。


「お主は、女子を買った売った嫌いであろう。自分で恋仲になって好きに捕まえろ」


うん、正論を言われてしまった。


監視の目がある今はそれが難しいから、織田信長から「この者と縁を結べ」と言われて、インディアンの娘を側室にするイベントが発生しないと新たな側室を見つけるのは困難なんだよな。


お初の目を盗んで・・・・・・。


お初より、忍びの術を学んでしまったお江がいつも見ているし、厄介だ。


隙を見つけるの難しそう。


「そんなことより船を見せろ」


と、織田信長は立ち上がった。


挿絵(By みてみん)

本能寺から始める信長との天下統一9

オーバーラップ文庫より2023年2月25日発売


原作1巻再々重版・2、3巻重版出来

書籍版全巻6万文字の大加筆&書籍版オリジナルヒロイン大活躍中&オリジナルキャラ登場

公式無料試し読みサイト

https://over-lap.co.jp/Form/Product/Reader_nvl.aspx?pid=9784865545326&cat=BNK



電撃大王連載中

コミックス最新3巻・発売10月27日

電撃コミックスNEXT

挿絵(By みてみん)

☆令和4年11月19日☆コミックス1巻再々重版決定

ありがとうございます


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i621522 【書籍版案内】 最新情報オーバーラップ文庫公式サイトへは画像をクリック i533211 533215 i533212 i533203 i533574 i570008 i610851 i658737 i712963 本能寺から始める信長との天下統一コミカライズ版☆最新情報☆電撃大王公式サイト i533528 i533539 i534334 i541473 コミカライズ版無料サイトニコニコ漫画
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ