表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

427/1168

第426話 真琴と甚五郎とインカ彫金師の萌魔融合

挿絵(By みてみん)

オーバーラップ文庫

電撃コミックスNEXT

 左甚五郎は連れてきている大工衆に頑丈な台車を作る指導をする。


車輪の文化を持たないインカ人はそれに興味を持ち、一緒に学びながら仕事をしている。


インカ・マヤ・アスティカが高度な文明を持ちながら車輪を使った台車などの文化が発展しなかったのが少々不思議だ。


カレンダーは謎の車輪状なのに。


左甚五郎は片手間に俺好みの萌美少女の木彫りを作ってくれて、味気ないグアヤキル城を装飾してくれている。


お初に怒られないよう肌の露出は控えめで、インカの伝承などをモチーフにしながら神を美少女化する左甚五郎。


よくわかっている。


長い付き合いになっただけはある。


いつも俺と一緒に怒られる左甚五郎はお初の取り扱いかたも熟知している。


そんな中、インカ人の彫金師が左甚五郎の彫刻に興味を持つのは時間がかからなかった。


インカ人彫金師も俺にデザインを頼めないかと恐縮しながら聞いてきたので書きためてある下絵から、異世●魔王と召喚●女の奴隷魔術のエ●ルガルト、レム・●レウ、シ●ヴィ、クレ●スクルムを選んで渡してみた。


大好きなラノベのチッパイ四人衆と勝手に名付けているキャラクターだ。


チッパイキャラを選んだのは特に意味はない。


左甚五郎の彫刻に注視するお初の目をかいくぐり、インカ人彫金師よる金のレリーフが作られ謁見の間に夜中取り付けられた。


次の日の朝、城を見回りをするお初に見つかり、取り外されそうになるが、ファナが、


「ご主人様、これはなんですか?」


と、両掌を目の前で拝むように組んで目をギラギラ輝かせて見ている。


「萌だ」


「モエ?これが伝説に伝わるモエですか?」


うん、それ知らないんだよ。王家だけに伝わる伝承なのかな?


「いや、そのモエだかは知らないけど、萌だ」


「可愛いです。今までになかった作風、素晴らしいです」


「ねぇ~、ファナちゃん、マコが書く絵はみんな可愛いんだよ」


と、お江。


それにファナが同意の頷きをしている。


そして、横ではお初が頭を抱えながら俺を睨みつけ、尻を蹴ってきた。


痛い。


外すに外せなくなったやるせない気持ちの蹴りなのだろう。


「このような作風、広めたいと思います」


と、ファナが言うので貯めてある下絵を渡す。


インカの金細工の飾りが大きく変わりだしたのはこの日からだと言うのは言わなくてもわかるだろう。


なんか、未来の人、ごめんなさい。



挿絵(By みてみん)

本能寺から始める信長との天下統一9

オーバーラップ文庫より2023年2月25日発売


原作1巻再々重版・2、3巻重版出来

書籍版全巻6万文字の大加筆&書籍版オリジナルヒロイン大活躍中&オリジナルキャラ登場

公式無料試し読みサイト

https://over-lap.co.jp/Form/Product/Reader_nvl.aspx?pid=9784865545326&cat=BNK



電撃大王連載中

コミックス最新3巻・発売10月27日

電撃コミックスNEXT

挿絵(By みてみん)

☆令和4年11月19日☆コミックス1巻再々重版決定

ありがとうございます


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i621522 【書籍版案内】 最新情報オーバーラップ文庫公式サイトへは画像をクリック i533211 533215 i533212 i533203 i533574 i570008 i610851 i658737 i712963 本能寺から始める信長との天下統一コミカライズ版☆最新情報☆電撃大王公式サイト i533528 i533539 i534334 i541473 コミカライズ版無料サイトニコニコ漫画
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ