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第37話 1583年正月 馬揃え

 1583年 正月3日


まだ三ヶ日の祝いの日々の中、織田信長は1万の兵を引き連れた馬揃えを京の都で実行した。


馬揃えとは、軍事パレードと思ってもらうのがわかりやすいだろう。


昨年、重臣、明智光秀の謀叛により弱体化が噂されていた織田信長の力を朝廷に見せつけた。


俺は参加はせず安土城留守居役の奉行の一人として残った。


茶々達の強い願いだったらしい。


まぁ~、そんな晴れの舞台には参加は遠慮したいので有りがたかった。


朝廷はこの馬揃えにより、織田信長の力を恐れた。


織田信長は明智光秀の謀叛の黒幕は朝廷であるかのような噂を流し、御所に攻め込むのではないかと市中に噂を流した。


慌てた朝廷は織田信長に再度、「関白・征夷大将軍・太政大臣」の、いずれかの官位に就くように正式に申し入れた。


それに織田信長は「征夷大将軍」になると返答をした。


しかし、征夷大将軍・足利義昭はまだ存命で毛利の庇護の下、亡命政権靹幕府を守り通していた。


これに対して、朝廷は討伐の勅命を出した。


もちろん、それは織田信長の働きかけだったが、現在、無位無官の織田信長には出すのは相応しくなく、織田宗家の家督を継いでいた織田信長の嫡男、従三位左近衛中将信忠に足利義昭とそれを庇護する、毛利輝元の討伐の勅命を出した。


これにより、織田信長が足利義昭を討っても主家殺しの裏切者にはならなくなる大義名分を得た。


対毛利輝元を担当していた中国方面軍指揮官羽柴秀吉の面目は丸潰れとなる。


うれしい誤算が一つあり、朝廷が織田信長の敵対勢力に討伐の勅命を出した事により、朝廷の権威を重んじる越後の上杉景勝が恭順する使者を柴田勝家経由で送ってきた。


取り敢えず停戦となった。


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