第370話 ニューカレドニア南国ハーレムリゾート(オーストラリア開発編2)
少し暇が出来たのでニューカレドニア島の森蘭丸の所に遊びに行く。
オーストラリア大陸だとゆっくり遊べない。
アボリジニに見つかると拝まれてしまうからだ。
最上義康は食堂に通いたいからとケアンズ城に残る。大丈夫か?ハマりすぎるなよ。
ニューカレドニア城は森蘭丸が城代として管轄している。
森蘭丸、俺の素性を知る数少ない人物で融通も利く。砂浜で遊びたいと言えば人のいないビーチに案内してくれた。
「ははははは、拝まれているだけ良いではないですか?上様は恐れられてますよ」
などと、言いながら出迎えてくれた。
砂浜で誰の目も気にせず泳ぐ。ラララも腰巻きと乳隠しの布を着用し一緒に泳ぎ遊ぶ。
すると、人懐っこいジュゴンが現れ二人と一匹?で泳ぐ。
泳ぎに自信があったが流石に島育ちのラララには勝てない。
褐色肌美少女と白い砂浜と青い海とモニュモニュした顔のジュゴン、最高のシチュエーション。
砂浜の日陰で見ていたお初や桜子、桃子が羨ましそうにしていた。
「泳げないのか?」
と、聞くと、
「はい、泳げませんよ、悪いですか?何なんですか?羨ましくなんてないんですからね!ジュゴンとなんか泳ぎたくないんですから、あのモニュモニュを触りたいなんて思ってないんですからね」
あっ、はい、お初はジュゴンに触りたいのね。
「ジュゴンを捕まえて食べたい所ですが」
うん、今遊んでるジュゴンはやめてあげて、桜子。
「あの、泳ぎ教えていただけますか?ジュゴン触りたいです」
正直だったのは桃子だった。
「もちろん、構わないさ、でもすぐには泳げないだろうからちょっと準備するね」
「あっ、ちょっとずるい」
「ははは、お初なにかな?わかっているさ、3人分準備させるから」
俺は左甚五郎配下の大工に木で少し大きめのビート板を作って貰った。
ボディーボードサイズだ。
泳ぎが苦手な3人は、それを抱えて海で足をバタバタさせジュゴンと戯れている。
南国ハーレムリゾート最高だ。




