第262話 褐色肌巨乳ロリ美少女の食事
ラララとリリリ、側室としてもらいうけたが確定ではない。
正室である茶々の許可が必要なのが、黒坂家。
茨城城に連れて行くまではハワイの国から来た客人でもある。
そのため、夕飯は出来る限りの料理でもてなす。
うちの自慢の絞めたて揚げたて唐揚げに八丁味噌ダレがけ串カツ、カレーに天ぷら。
おそらく二人は初めて目にする食べ物のはずだ。
二人に出すと一口口にするものの、はかどらない様子。
「ん?口に合わないか?」
と、俺が聞くと
「そんなことないとですです」
と、ラララ
「びみでありますんだっぺ」
と、リリリ
返事とは裏腹に食は進まない様子。
「あっ、もしかして味付け濃いかな?確かハワイ料理ってバナナだか芋だかの葉に包んで蒸したりする料理だよね?ごめん、いきなりこれはキツいかな?」
と、俺が言うと二人は目を合わせ、なぜに知っているの?って顔をする。
すると、お江が
「マコの知識は詮索しちゃだめなことになってる決まりだから注意してね」
と、二人に優しく教えていた。
その日は薄味の天ぷらだけは気に入った様子で食べる二人。
すまないことをしてしまった。
次の日、小糸と小滝に指示をして蒸籠で蒸した鶏と、塩茹でにした塩味チャーシューを作らせると案の定、二人は喜んで食べる。
「ラララ、リリリ、好みは皆あるから正直に言って構わないから、ちゃん食べないと慣れない日本で体壊しちゃうからね」
「そうだよ~、なんでも言ってね。マコの新作料理、美味しい」
と、お江は喜んで食べている。
お江、好き嫌いはないのか?
「ありがとうでありますとです」
と、ラララ。
「わたしたちのこと、きにしてくださるんだっぺか?」
と、リリリ。
なぜにリリリは田舎っぺなのか気になるが、
「まぁ~ね、日本には袖すり合うも他生の縁と言う言葉もあるし」
と、言うと二人は首を傾げる。
「わからないか、まぁ~ね、縁あって知り合ったわけだし、遠慮はしないで言うだけはタダだから」
と、俺が言うと二人は頷いた。
二人には塩味ベースの薄味料理を出すように小糸と小滝に頼んだ。
八丁味噌がけ串カツは流石に無理だよね。




