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第243話 初対面

 風呂から上がり綺麗な服に着替えて、茶々のいる奥の間に走っていく。


もちろん、転ばないように注意しながら。


毎日掃除される廊下は綺麗だが、また転べばそれなりに汚れてしまうと、少し神経質になりながら走る。


廊下をバタバタバタバタと走っていくと、奥の間の手前でお初に、


「落ち着きなさいよね」


と、再び注意されてしまう。


深呼吸で息を整えると、襖が開かれる。


中には茶々と赤ちゃんが布団で横になっている。


寝ている赤ちゃんを起こさないように静かに茶々に寄り添い手を取った。


「大丈夫か?」


「はい、大丈夫ですよ。安心して下さい」


と、言っている茶々は顔色は少し血の気の引いた白い顔だが、握った手の力はあり、これなら大丈夫そうだと安心する。


そして、静かに赤ちゃん・・・・・・息子の顔を覗き込む。


まだ、しわくちゃな赤い小さな顔ははっきり言ってどちらに似ているかなどはわからない。


しかし、不思議と愛おしくなり指で優しく頬を軽くつついてみるともぞもぞと動く。


「元気に育ってくれよ」


と、声をかけるが反応はない。


生まれたばかりで当然だ。


この世の苦しみなどわからぬ純粋な顔ですやすやと寝ている。


「名前は決まりましたか?」


と、茶々が聞いてくる。


「武丸だ、鹿島の神、武甕槌大神の御加護により大きく育つことを祈って」


と、言うと後ろで見ていたお初が、


「あら、わりかしまともな名前考えるじゃない」


と、笑いながら言う。


「いやいや、そりゃー自分の子の名前だもんちゃんと考えるよ」


「私は真琴様の感性だと変な名前が命名されると思ってましたよ」


茶々がクスクスと笑いながら、


「良い名前だと思いますよ。ねぇ~武丸」


と、息子に向かって語りかけていた。


生まれたばかりの子を見て、母親似?父親似?などと、言うシーンをドラマなどで見てきたがってそれってかなり無理がある気がする。


小さな小さなしわくちゃの顔はただただ、可愛い。

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― 新着の感想 ―
[一言] >生まれたばかりの子を見て、母親似?父親似?などと、言うシーンをドラマなどで見てきたがってそれってかなり無理がある気がする。 ほんそれ。 自分の子供見た時、周りの親族が目元が〜、とか言って…
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