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第235話 常陸国立茨城城女子学校巡察

 俺の国の重要政策の一つである教育をしている、常陸国立茨城城女子学校にも巡察に出向く。


こちらの生徒は城でも当番制で働いてるので今更俺が顔を隠しても無意味。


ごくごく普通に出向いた。


生徒達はすれ違えば止まって深い御辞儀をして挨拶をする。


わざわざ、膝を着いた挨拶はしないでよいと教育してあるからだ。


勉学はお江に任せてある。


授業風景を覗いてみれば、真面目に読み書きを教えている。


特段、問題はない。


学校では勉学の他に、養蚕、紙漉、料理を教えるようになっているのだが、主になる茶々とお初が身重で現在休職している為、新たに人を雇った。


現在、俺の領地で働いてる狩野永徳の伝手を頼った。


京の都やら専門の職人が来てくれたおかげで質の良い反物や和紙が作られ始めている。


俺が使っている和紙はみなここで作られている。


働く場所さえ整えば、女性は活躍出来るのだ。


梅子と桃子に任せてある料理のほうも十分な腕前になってきた。


唐揚げ、豚カツ、天ぷら、カレー。


「よし、次なる働き場を作るか」


と、味見をしながら言う。


「え?どういう事でございましょう、御主人様」


「梅子、この者達に城下で食堂を運営させる」


「飯屋にございますか?」


「あぁそうだ、黒坂家自慢の料理を出す店だ。うちでは新しき作物も作っているからな、それを広めるには味を知らせ馴染ませて行かなければ作られた作物が無駄になる。そこでこの者達に食堂をやらせる」


「なるほど、一石二鳥ですわね」


「そうだ」


「しかし、御主人様、女子たちだけで食堂をするにはいささか不安が」


「ん?どういう事だ?桃子」


「はい、今、常陸国は各地から城造りやら河川の改修の為に人足が多く集まってます。飯屋で酒も飲めば荒くれる者もいるかと」


「なるほどな、治安か、治安なら慶次に厳しく取り締まりさせるがそれを待っていてはいつになるやら、人はどんどん集まるからな・・・・・・よし、こうしよう」


俺は戸板を半分くらいにした木板を用意させそこに、


『大納言黒坂常陸守真琴直営食堂』


と、書く。


「なっ、なんと、これを看板に?」


「そうだ、桃子、これを看板に出せば店で狼藉をする程の阿呆も出まい」


「ごもっとも、しかし、逆に敷居が高くなりすぎて入らぬのでは?」


「まぁ、物は試しだ。力丸に店の手配はさせるから、唐揚げ定食、豚カツ定食、天ぷら定食、カレー定食、ずんだ定食の五つを先ずは出せるように頼む。付け合わせには、幸村が新たに作っている作物を一品付ければ良い」


「はい、わかりました」


茨城城の大手門を出たすぐの所に店は作られ始めた。




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