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第212話 新家臣・のぼうさん?(成田長親)

 真壁氏幹が来てから2週間ほどするとまた一人の人物が宗矩によって連れてこられた。


茨城城小広間にひれ伏しているやはり40くらいのちょび髭が似合っている野〇萬斎さん?


会うにあたって名前を先に聞かされていて、え?この人が宗矩に一矢報いることが出来たの?


と、疑問に思ったがどうやらそうではなかったようで、立ち合いをしたときつかみどころのない動きをして、木刀を奪われなかったらしい。


・・・・・・、ん?狂言の踊りの成果か?などと思ってしまうほど似ていた。


「面をあげよ、黒坂常陸だ」


「成田長親と申します。常陸様にお仕えいたしたくはせ参じましてございます」


「北条には付いていかなかったのか?」


北条家は関東の乱で戦いに敗れた物の一応家としては存続が許され、樺太に領地を持っている。


「寒い所は好みませんので、出奔いたしました」


「ははははははははは、寒いところ嫌いですか?はははははははは、俺と一緒だ」


と、大笑いすると宗矩が、


「ごほん」


と、咳払いをして俺をいさめている。


うん、真面目君、宗矩。


「確か、のぼう様とか言われて領民に愛されていたよね?」


「でくのぼうとして笑いものになっていただけです。どうも農作業の邪魔をしていたようで」


と、頭を掻きながら言う。


「農作業は好き?」


「はい、土と戯れ、実りが手にできた時の喜びはひとしおでございます」


「そうか、農作業が苦ではないなら雇おう。うちは農政改革に力を入れているのだけど、真田幸村任せでね、流石に一人だと我が領地の土浦近辺しかままならなくて、のぼうには下総・印旛付近の開墾を命じる」


「はっ、謹んでお受けいたします」


「取り敢えずは3000石からだけど、良いね?成果が出れば臼井城城代もしくは城主になってもらうから」


「はっ、期待に応えるよう農民と共に畑仕事に専念いたします」


「邪魔だけはしないでね」


「ふぁはははははっ」


と、腹に力の入った大きな笑いをしていた。


忍城に負けず劣らずの湿地帯、印旛、きっと良い働きをしてくれるはず。


期待をして任せてみる。


宗矩、一応は剣術で人を見極めているんだね。


良かった。

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