表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1061/1168

⑪話 伊達政宗と天正地震

伊達政宗視点版・


本能寺から始める信長との天下統一


・原作3巻付近・

挿絵(By みてみん)

更新不定期


(カクヨム先行公開中)

「殿、小次郎様から11月29日に起きた地震のことで知らせが来ております」


黒坂家の内情は一切教えないと先刻手紙を送ってきたばかりの弟・小次郎だったが、

近江付近で発生した大きな地震の事については手紙をよこした。


小十郎がそれを読み上げるた。


内容は先ずは『流言蜚語』に惑わされることなきように。

この地震の被害の事は主人・黒坂常陸様の許しを得て正確な状況を奥州に知らせるよう命じられたとの事だった。


地震の被害は大きかったが織田家を揺るがすほどの大事には至っておらず、むしろ織田家は民の救済に兵力・財力を惜しみなく使ったことで領民の心をしっかりと掴んだ。


さらに織田家が最近あちらこちらに作っている城、その新しき城はほとんど地震の被害がなかったと。


領民の救済、一番に動いたのが黒坂常陸様であり、城の地震対策を提案したのも黒坂常陸様・・・・・・?


黒坂常陸様を知れば知るほど私は何者なのか?その疑問が続く。


「小十郎、噂では山の形すら変わったとされている地震と西方を行き来する商人や旅芸人が言っていると耳に入った。帝の御所ですら倒壊したと、京の都は大混乱でその火が近江、大和、但馬、堺など近隣にひろがり織田家は窮地になっていると」


「殿、おそらくそれは誰かが流している嘘。反乱を起こさせる策略の可能性が」


「・・・・・・小次郎の手紙を信じるべきだと?」


「はっ、調べたところ御所が倒壊したことで帝は織田信長公が建てられた銀閣寺城なる城を仮住まいとしていると。小次郎様が書かれている黒坂常陸様が関わったとされる城です。内容に矛盾無きかと」


「なるほど城の事だけでも確かによくよく考えればそうであるな。毛利、長宗我部すら倒した織田家、地震ごときで揺らぐとも考えられんしな・・・・・・


「流言には注意いたさねばなりませんぞ殿」


「あいわかった。よし、見舞いとして近江に米を運ばせよう。・・・・・・鬼庭あたりが丁度良いであろう。近江、京の様子を直に見させるのが一番」


「はっ、では朝廷には奥州の砂金を。すぐ手配致します」


鬼庭左衛門綱元に米と砂金を持たせ朝廷と織田家に見舞いに行かせた。

原作11巻5月25日発売

発売初週売り上げオリコン☆9位☆

オーバーラップ文庫

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)

電撃コミックスNEXT

5巻4月26日発売

重版出来

挿絵(By みてみん)

電撃コミックスNEXT


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i621522 【書籍版案内】 最新情報オーバーラップ文庫公式サイトへは画像をクリック i533211 533215 i533212 i533203 i533574 i570008 i610851 i658737 i712963 本能寺から始める信長との天下統一コミカライズ版☆最新情報☆電撃大王公式サイト i533528 i533539 i534334 i541473 コミカライズ版無料サイトニコニコ漫画
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ