東京オリンピック開幕・特別SS
1000話以後のお話です。
俺が道場でかいた汗を流していると佳代ちゃんが換えのタオルと飲み物を持ってきてくれた。
60を超えても鍛錬は続け世界の統治している国々を見回す力、統治する力、自分を守る力を持ち続ける努力を日々している。
それを知る佳代ちゃんは、
「真琴くんって昔っから体動かすの好きだったよね? 勿論お家が道場ってあるけどスポーツ全般得意だったじゃん。 なのになんでオリンピック開催しようとしないの? あれって国力を見せつける大会でしょ? 今の日本なら相応しくない?」
「あ~あれ? 結局は巨大企業がお金儲けの為のお祭りになってたじゃん。 しかも、東京、コミケ潰したじゃん。 俺、あれもの凄く恨んでる」
「・・・・・・あぁぁぁぁ~なるほど、でも真琴くんが作った大会なら?」
「スポーツを一国に集めて開催ってさっ、結局はお祭りになって絶対ハコ物造りまくるようになると思うんだよね? どんなに規制しても。 だったらない世界のほうが良いじゃん。 スポーツは自らを高める手段だと俺はずっと思っているから」
「・・・・・・真琴くんのこだわりがわからないよ。 私は博覧会はやってほしいけど」
「・・・・・・萌の世界の!美少女の、2次元美少女の博覧会・・・・・・よしやろう」
「還暦過ぎても萌への探究心が続いてるって凄いね」
そう佳代ちゃんは呆れていた。




