5巻発売1ヶ月前・特別SS・女子校生の制服とブルマ(時系列200話付近)
時系列200話から250話付近です。
俺が設立した女子学校の制服はセーラー服だ。
元々水夫が着ていたセーラー服は実用的、茶々達もそれを説明したら理解してくれ学校の制服に採用された。
お江がやたら気に入ってしまって様々な色のセーラー服を作ってしまったから、いささか華やかでコスプレみたい。
ちょっと平成時代の視点で見れば、いかがわしい。だが、華やかで良い。
「ちょっと気になるわね」
「・・・・・・」
「法度で色、決めようかしら」
「お初、ちょっと待って、校則で縛るのは道徳的な行動とかにして欲しいんだよね。 校則は緩く、厳しい校則って、つまんないよ」
お江が広めてしまった華やかなセーラー服をお初は冷めた視線で見ていた。
「ですが、嫁入り前の女子、あのように足を晒して、はしたない。 しかも褌まで見えそうで」
「・・・・・・足、うわっ!待て待て待て待て待て、まだ何も言ってないだろ、今、扇子で叩こうとしたよな、お初」
「舐めたいと言いそうな口だったので」
「舐めるかっちゅうねん。いつまで根に持っているんだよ。 あれはちょとした、いたずらだったの」
「どうだか・・・・・・それにしても、あの『スカート』と真琴様呼びましたよね、腰巻き」
「あ~うん」
「丈が気になります。 真琴様を誘惑するのに短くしている者まで」
「え!?俺を?」
「貴方様は大納言だって言うの少しは自覚して下さい。 親に命じられて側室になろうと企てている娘もいるのですから」
「うっ、うん、でも、絶対生徒には手出ししないから。それは約束する。 スカートの丈ね~・・・・・・あっ、中にこれ穿かしてよ」
「それは確か『ブルマ』と呼んでいましたわよね?」
「俺の時代廃れちゃうんだけど、冷え対策やら下着を見られないようにって穿く子もいたんだから良いでしょ?ちゃんと厚手の生地で作って」
「真琴様、嘘言ってないでしょうね?」
「未来の知識に関しては嘘偽りないから。武甕槌大神に誓って」
「そうですか、真琴様が武甕槌大神の名を出すときは絶対事、信じましょう。 真琴様が『紐パン』と呼ぶ、あの褌が見えないように『ブルマ』は法度にいたします」
「冷え対策が不十分だからそれは反対しないよ」
平成時代消えかけたブルマが採用された。少し嬉しい。藍染めの地味な物を配ったのだが・・・・・・お江、なんでお前はカラフルなの作り出すんだ!
ピンクのブルマってAVだか、お店のコスプレじゃんかよ!
 




