トレードマーク
わたしの名前はサクラ
サクラみたいな桃色のほっぺがトレードマーク
今日も学校にいってきます
すると目の前に現れたのは 憧れの先生
「きゃっ どうしよう」
もじもじと体をくねらせるわたし
「ねえ」
声がかかった
後ろをふりむくとそこには同級生の女の子
どこか目が死んでるわ どうしたのかしら
「あんた」
もしかして・・この子もあの先生の事
わたしは心臓をバクバクさせながら次の言葉をまった
「体調悪いの?」
「えっ?」
「「・・・・」」
「どうして?」
「やっぱり 体調が悪いみたいね。道端で変にくねくねしてるし、顔赤いし」
「そんな この頬は私のトレードマーク」
「わかった わかった 学校に行こう」
女の子に手に引きずられながら学校に向かう私 行先は先生の待つ教室・・・
ではなく保健室。
「あら どうしたの?」
保健の女の先生が目を丸くしていった。
「この子 体がおかしいみたいなんです」
「あら 熱があるの?ほっぺが真っ赤」
「いやだからこれはトレードマークです!」
へんな誤解をされちゃたまらないわ
保健の先生に体温計を渡されるわたし。
悪いけど、熱はないわ!
ピピっ 体温計がなった
「どう!?」
ないでしょう!
「そんな」
ふふん 当然でしょう!このほっぺはわたしのトレードマーク
「40℃もあるわ!なんでこんな状態で休まなかったの!?」
「えっ?」
「やっぱり そうだったんだ。当然だよね。身体クネクネしてたもん。病人じゃなきゃ変質者だと思ったから・・・ごめんなさい」
変質者?
「あれ?」
熱を認識したとたん薄れゆく意識。
二人の声が遠のいていった
そうか わたしは病人だったのか・・・




