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音楽趣味はカオスですね、割と。

好きな音楽、あなたは何ですか?

僕は聴いた音楽たいてい好きです。

こだわりがないんだろうか……。

「さぁーてと、取り調べと行きます前に……。」

「これからどうするか、だな……。」

所変わって九六支部。

捕まえた(のうきん)を取り調べるよりも先に、可及的速やかに、JKの護衛を決めなければならない。

その護衛でさえ付けるのに手間がかかる。まぁ、お役所のあれこれが。

「その辺はセーヌ姉に任せるとして、護衛を付けるのは確定だな。どうもこいつは狙われているらしい。」

「そのようで、ったく一般人の護衛なんて私らの仕事じゃねぇでしょうに。」

そうなんだよなぁ。

俺たちの仕事はあくまで『一般人の生活』を守ることであって、魔導という大きな力を使う以上、そこには制限が多い。一般個人の護衛なんてのはもってのほかだ。

そう、一般個人(・・・・)なら。

oui(はい),oui(はい)……De(では) cettefaçon(このように),Cordialementよろしく。できたわよ!」

「おー早いなー。」

コネがある奴はいいよな。俺はどっちかっていうと嫌われてるからないんだよなぁ。恨みならあるけど。

今セーヌ姉が何をしたかというと、簡単な話、JKを一般人じゃなくしたわけだ。

「つまり恋猫ちゃんはこっち側の人間ってことね。」

セーヌ姉のコネで国教会の魔道課に魔導師見習い│0=0《ニオファイト》として登録してもらった。

これで、心置きなく護衛ができるってわけだ。

さて、あとは。

「おっさん。」

「おっさんゆーなや。男に言われてもイライラするだけなわけ、シメるぞ。」

「おっさん、護衛よろしくな。」

「ホントに殺してやろうか?」

うっさいおっさんだこと。

さて、取り調べすっかねー。

ぐいっ

「そ、の、ま、え、に」

襟を掴まれた。

「んだよセーヌ姉。」

「自己紹介。新人が来たときの恒例でしょ?」

「めんどくせぇ、別にいーじゃねぇかただの護衛対象だし。」

「だからなおさらよ」

えー。

「や、る、の!」

「……わーったよ、しゃーねーなぁー。」

はぁ。かくして毎度の自己紹介大会は始まるのだ。



何か自己紹介大会が始まったんですが、完全に私おいてかれてますよねぇ。

今、どういう状況?

ま、いっか。うん。

音楽でも聴こう。

「まずは私からね。私はセーヌ・マルヌ。フランス国籍だけど元々の所属は英国の国教会よ。まぁ、今は九六支部の十字教課所属だけど。ってことで得意魔導は十字教系身体強化魔導。」

まずはバリー・マニロウの『コパカバーナ』。

なんかいいよね、言葉の響きが。コパカバァァァァァァァァァァァナ!

「テンション上がってんだよ。ハァーめんどくせー。俺は久眠烏兎。ここの神道・陰陽課に所属してる。そんだけ。」

次はABBAの『マンマミーア』。映画が良かった。

私は基本映画から音楽探すタイプ。Mamma mia, here I go again.My my, how can I resist you?

「ん、え、わたし?はぁ……ったく。コンスタンスだ。所属は北欧・ケルト課dひゃわっ!?」

「!?」

「おい今尻触ったの誰d……烏兎貴様ァァァァァァァッ」

「違うっつーの!」

殺シテヤルー!    ダカラ違ウッテ!チョ、ヤメロ!ソレハヤリス――ギャァァァァァァァァッ!

さらにお次はエアロスミスの『ミス・ア・シング』。これはアルマゲドンの主題歌。

あれやりたいよね、ヘルメットかかえて歩くヤツ。中学校の時、友だち数人と一緒にやったわ。

「まったく、少しは静かにできないのかね。私が眠れないじゃないか。」

さてさて、次はサイモン&ガーファンクルの『コンドルは飛んでいく』。

あの素朴な音楽、何かアンデス感あって良いよね。戦役前の南米に居るみたい。

「私はアーカーシュ。中東課所属だ。先ほどは眠らせて済まなかった。記憶もけs……いや、なんでもない。」

最後はアニソンの定番、ささきいさおの『宇宙戦艦ヤマト』。さらばぁぁぁぁぁぁ地球よぉぉぉぉぉぉ!

「どもー、オッサン黒曜って言うんだけど、よろしくね。ちなみに所属は仏道課。」

「あ、ちなみにもう一人ニコラがいるけどもうすでに家帰っちゃってるから。」

宇宙戦艦ヤぁぁぁぁぁぁぁぁマぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁトぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!

たららららーたらたたたったらたん。

「てことでこれからよろしく。」

「すみません聞いてなかったんでもっかい良いですか?」



「さて、次の議題は護衛だよね。」

と、護衛についての話し合いが始まった。

正直だるいからしたくない。

「とりあえず今夜は無傷の黒曜として、後は?」

「あ?んなもん、ローテで良いんじゃないか?」

やめろ、俺もしないといけなくなるだろ。

「いやー、ほらあれ。女子のなんとかあるじゃん。だからやっぱ女子組がいいんじゃね?」

「そう言ってサボる気だろてめー。」

あ、ばれた。

「でも実際、私生活があるんだ。そこは考えないといけないのでは?」

「それもそうだなぁ。まあ、俺は無理か。オッサンが張り付いてると端目には犯罪にしか見えねぇし。」

……おっと?

「そうなるとあれだよなぁ。同年代が良いんじゃねぇのか?」

「そうねー、それが一番よねー。あ、そうだ!学校でも近くにいれる方が良いし、ちょっと編入もさせましょうかね。」

おやおや?

「じゃ、じゃああれだな。年も近いし同性だし、コンスタンスが一番……」

「いや、私もう成人済みだし。てか、烏兎。お前同い年だったろ?」

……。

「はい烏兎決定ーーー!」

「おい待てよ!俺だってもう大学まで行き尽くしてんだぞ?!」

「そりゃ、お前。英国の魔術学院だろ?まぁ、学はあるだろうけどなぁ。一回普通の高校行っとけよ。」

おい、まて、やめろ。

「あ、もしもし火巫?そう、久しぶりー。あのさぁ、折り入って頼みがあるんだけど……うん、烏兎のことで……。」

根回ししてんじゃねぇよ!

「じゃあ、よろしくね。バイバイ。(ピッ)編入の手続きは大丈夫だから。それじゃ、コニーは明日にでも捕まえたの女を京都まで護送して。」

「了解っす。」

もう、諦めた。

「何でこういう時だけ行動力があるのかね……。」

「知らねぇよ」

女だからだろ。

「アカーシュくんは帰りに女が居る部屋の封印と警戒結界よろしく。」

「分かった。」

セーヌ姉はそこまで言うと深呼吸して手を叩いた。

「はい、それじゃ、解散。っと、今日は烏兎宿直しなくて良いよ、黒曜がやるから。」

「はいはい、うれしくねぇよ……。」

全然うれしくねぇよ……。

と、とぼとぼ帰るしかないのだった。居候だからセーヌ姉と一緒に。

悲しいなァッ!

あー頭痛いなーって思ったら何かナイフ刺さってましたみたいな。

あー最近更新してないなー、と思ったらそもそも「なろう」開いてないとか。

そんな感じの日々を過ごしてます。

そして地味に作者名が変わっているという。

そしてやっとキャラが紹介されるという。

ま、ぼちぼち。

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