プロローグ
プロローグ
私は夢を見ている。辺りは何もない暗闇の世界。音も聞こえず、光も届かず、自分が立っているのか座っているのかさえ判らなかった。
ただ判るのは自分がここに存在しているとゆう事だけ。
ただただ何もせず何処を見るでもなく暗闇を見つめていた。
(ここはなんなんだろう?)
声を出したつもりだったのだが自分の声が聞こえない。
唯一その声に反応したのか目の前に白い靄が浮かび上がる。 確かに光っているが自分の姿は浮かび上がってはこなかった。
『フフフ………。』
その白い靄は確かに笑った。続いて白い靄は7つに別れ、人型へと姿を変えた。
それとなく見た事ある風貌だったが全員誰だか思い出せない。
『おい…。○○○よ。何故………?何故何もしない…。私達は…。』
何を言ってるんだ……? しかし私の考えとは別に口が勝手に開く。
(お前は○○○を○したんだ。 今は何も出来ぬが覚えておくがいい。
私はお主ら7人を決して許しはしない。近い内、必ず復讐を果たす。その時まで怯え暮らすがいい。)
この時初めて自分の体を見る事ができた。
しかし、それは喜びではなく絶望や悲しみ、怒りと苦しみを感じた。
体はバラバラに切り裂かれている。正確には7つの肉片になっている。
自分は自分の体を見下ろす形で見ていた。
なんだこれは?
7つの人型はその肉片を1つずつ持ち去って行く。
そこで私は意識を失いながら…。
コノニクシミ、フクシュウノモトハラサネバ!
遠く離れた場所から声を聞いた。
これが初の小説です。まだまだ下手ですがよろしければおつきあいください。これからもお願いします。