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詩集

水槽アテスト

作者: 蒼山詩乃

考えたんだ存在証明を イミのない言葉並べちゃって

何もしない人生は こうもどうも息ができないんだ?


水槽の中に住んでいる魚たちはなんで生きているんだ?

「僕たちには死ぬという権利なくなったんだ」

ああ 透明な膜の中はさぞかし苦しいだろうね?

僕もその中のひとりになってしまうんだ!


声を枯らして寝込んだ泣き声のような叫び声を

どこもだれもそこも誰も 聞いてはくれないんだ

水で呼吸なんてそんなのは無理だよ

そしてまた酸素減って悶えながら消えるんだ


魚たちは空気欲しさに他人の甘い汁を飲んで

別の不幸話を悲しげで嘘っぱちな言い方を探すんだ

外から眺める人間は 今日も狂った顔で

「馬鹿らしいねバイバイ」


あああああああああ


僕らの居場所はいつだって他人の箱庭なんだ

しょうがないだろ? だって生きている価値なんてさぁ

ゆっくりと目を閉じることも許されなくて

泣きながら無力な僕を蔑むんだ


夜の魅力に取り憑かれた子供達みたいに

はしゃぎ回りたいんだけど

一歩何かが足りない

何が足りなんだろうって本当はなんだろうな


水槽の中に住んでいる魚たちはなんで生きているんだ?

「僕たちにはさよならする時間もないんだ」

ああそうかいそうかい それじゃ僕も

息をせずに消えてしまおうか


それじゃ皆様お休み


ムシャクシャして書いた詩part2 てな感じです。

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