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狂愛王子と白雪姫

作者: りょう✏
掲載日:2026/02/07

シチュエーションボイスのフリー台本です

内容が変わらない程度のアレンジ可

自作発言不可

【王子様はサイコパス】


ご機嫌よう、私の愛するプリンセス


ふふっ...相変わらずつれないなぁ…

あからさまにそんな嫌な顔をしなくてもいいじゃないか


美しい顔が台無しだ...いや、しかめっ面で私を睨みつけるキミも美しい

あぁ……とても素敵だよ


でもねプリンセス...私だって暇ではないんだ、この国の王子だからね


貴重な時間を使って、こうしてはるばるキミに会うために森の奥まで来ているんじゃないか


城の家来達には森の奥は危ないと何度苦言を呈されたことかわからない


その雑音を全て跳ね除けてキミに会いに来ているんだよ?

そろそろ笑顔のひとつも見せてくれてもいいんじゃないか?


...んー、もしかして先日のことをまだ怒っているのかい?あれは事故だったんだ


キミに会うために猛スピードで馬車を走らせていたら小人が急に飛び出してきたんだ、そう!

向こうが飛び出してきたんだよ


私に悪気はひとつも無い、いくらキミの周りをちょろちょろしている邪魔な存在だと

思っていたとしてもワザとにそんな野蛮なことはしないさ


まあ、少ーしスピードを出し過ぎていたところはあるかもしれないが


それはキミに早く会いたかったのだから仕方の無いこと、そうだろ?


それに彼の怪我についてはしっかりと賠償したはずだ


たくさんの食料、衣服だけでなく、冬を越すための焚き木だって山ほど送ったじゃないか


彼の分だけではなく7人分、もちろんキミの分だって


何が不満なんだい?


あぁ...わかったよ、今日は大人しく帰ることにしよう


また来るよ、私の愛するプリンセス


(間)


はぁ...ほんとに頑固だな...ま、その頑固なところもまた魅力的...


こうなれば仕方ないな...おい、例の話、アイツに実行するように伝えておけ


本来であればこんな手荒な真似はしたくはなかったが...


素直に俺様の言うことを聞かないプリンセスが悪いのだ...


この国の王子である俺様を邪険に扱ったことを少しは後悔するといい...


欲しいものは必ず手に入れる...どんな手を使ってもな


待ってろよ、愛しのスノープリンセス...


(間)


おい!どういうことだ!お前たちは何をしていた!


7人揃っていても、プリンセス1人守れないのか!状況を説明しろ!


...リンゴ売りのばあさん...目覚めの口づけ...?


そんな怪しいばあさんから渡されたリンゴを口にしたのか?食料は山ほど送ったはずだろ


なんと...親切心からだと?...リンゴが売れなくて困っているのを見かねて


助けてあげたというのか...


思った通りだよ...キミは素晴らしく心までもが美しい...


あぁ、プリンセス...眠っているように穏やかな表情だ


小人よ、そのばあさんは王子の口づけで目覚める、そう言ったのだな


…うむ、それならばこの私がプリンセスを目覚めさせてやろう


(リップ音)


目を覚ましたかい?気分はどうかな?


ほら、小人たちよ、プリンセスに事の経緯を説明するのだ


あぁ、顔を上げておくれ


気にする事はない、私は私に出来ることをしたまでさ


...お礼?うむ...では是非我が城へ来て欲しい、私と食事をしないか?


キミとゆっくり話がしたい、それが十分なお礼だ、明日改めて迎えに来る


あぁすまんが小人たちは留守番を頼む


あいにく馬車に全員乗せることは不可能だ


ではプリンセス、明日またお会いいたしましょう


(リップ音)


はははっ、見事に成功したな


小人たちはもちろん目覚めたプリンセスも俺様に感謝しか表さなかった


あれだけ頑固に毛嫌いしていたのに、命の恩人となるとそうも言ってられなくなったな


あのばあさんに毒リンゴを売らせ美味しいからその場でひと口食べろと勧めさせる、


優しいプリンセスは断れずに必ず食べる


毒で深い眠りについたプリンセスは解毒剤を口に含んだ俺様の口づけで見事目覚める


はははっ、最高のシナリオだったな


さてこれでプリンセスは自らの意思で我が城へとやってくる


もちろん二度と森には返すつもりは無いがな


あぁ...これでやっと俺様のものとなるのだ、やはり手に入れられないものなど無かったな


これからの日々が楽しみで仕方ない、


愛するプリンセスとの幸せな未来が待っているのだから


はははっ、あぁはははっ



音声化の際にはクレジット表記よろしくお願いします

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