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 幕間 -Side クリスティーナ-

クリス少尉の独白です。

 私はクリスティーナ・ファインズ。地球統合政府航宙軍のHCGパイロット。階級は少尉。実家は旧英国男爵家の末裔。幼いころから剣術の才を見出され、鍛えられてきた。


 今回の戦争では空軍の予備士官として輸送機のパイロットとなるはずだったが、HCGパイロットの適性が認められ、航宙軍へ転属となった。


 父と兄は猛反対したが、母だけは私がなぜHCGパイロットとなることを望んでいるのかを理解してくれていた。そう、私は栄光ある英国貴族の末裔であり、先祖代々言い伝えられてきた、「いざとなったら貴族は指揮官先頭」という家訓を守りたかったのだ。


 配属されたのは訓練生時代に鍛えてくれた鬼教官、ブラントン中尉率いるモガミ中隊。これもめぐり合わせというものだろう。新米少尉である私も第2小隊長を拝命し部下2人、しかも男子を指揮するすることになった。


 訓練生時代は男性の上官、実家では父や兄、と一緒に学んだり訓練したりもしたが、基本的に女性ばかりの環境に慣れていたのでこれには戸惑いを覚えたものだ。


 陽気で騒がしいアフリカ系アメリカ人で、抜け目のないウィル二飛曹と、どこかミステリアスな雰囲気をもつ日系東洋人のシン二飛曹。シン二飛曹は寡黙だけど、彼からは時々熱のこもった視線を感じることがあるのです。自意識過剰なのかな?でも悪い気はしません。母も「男性の視線は女性を美しくするものです」と言っていましたから。


 2人とも新兵とは思えない技量の持ち主。私はこの3人で上手く戦うことができるでしょう。そんな予感がしているのです。

クリス少尉の口調を揃えるのが難しいけど、こんな感じでどうですか?

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