進化とその先
「なんでお前はこんなこともできないんだ!」
うるさい
「金が無い?じゃあお前を殴るわ」
「ほらほら、反抗するか、逃げるかしてみろよw」
「てめぇは、金を大人しく持ってこればいいんだよ」
やめろ。
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「進化を完了。ユニークマナスライムに進化を確認。スキルポイントに200追加されます。」
と言う声で目が覚めた。
---う~ん・・・よく寝た?
気絶に近い気がするけどな〜。それに嫌なことも思い出してしまった。次に進化するときは、気を付けよう。ところで、ユニークマナスライムってなんだろう?とりあえずステータス確認だー!!
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名前 ソーマ 種族 ユニークマナスライム
Lv1
体力 256/256
マナ 151/151→250/250
スピード 138
攻撃力 105
防御力 253
スキル 学習 固定 ユニークスキル
物理ダメージ半減 固定 ユニークスキル
分裂 固定 ユニークスキル
体内空間 固定 ユニークスキル
風魔法 Lv5
光魔法 Lv1
棍棒術 Lv3
剣術 Lv2
自動再生 Lv1
索敵 Lv5
鑑定 Lv3
マップ Lv3
残りスキルポイント335
称号 転生者
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Why?マナが異常に増えてやがる...。そっかー進化したからなのかー。うんうんそれでいい、だってファンタジーだもん。この世界ゲームみたいだし。ステータスとかも完全にゲームだよね。これって、深く追求したら負けだよね。
自己完結しながら周りを見渡すとゴブリンを倒した洞窟?でそこに見慣れないものがあった。あの人が忘れたか置いて行ったのだろう。
鑑定すると『回復のポーション 初級』とでていた。
ポーションってあれか?飲むと回復するやつ。とりあえず体内空間に入れておいた。
そしてここをでると、木々が広がっていた。
さてとのんびり行きますか。そして俺は、目的もなく森を彷徨った。
◇
朝から夜まで魔物を見つけたら倒す。めずらしい物を見つけたら体内空間にしまう、木の上で一日中寝たりするの毎日だった。ここには俺より強い魔物もいないので苦戦することが無かった。おかげでステータスもあがるにあがってしまった。
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名前 ソーマ 種族 ユニークマナスライム
Lv13
体力 256/256→339/339
マナ 250/250→317/317
スピード 138→203
攻撃力 105→149
防御力 253→381
スキル 学習 固定 ユニークスキル
物理ダメージ半減 固定 ユニークスキル
分裂 固定 ユニークスキル
体内空間 固定 ユニークスキル
風魔法 Lv5
火魔法 Lv1
光魔法 Lv1
棍棒術 Lv5
剣術 Lv3
弓術 Lv2
自動再生 Lv1
索敵 Lv5
鑑定 Lv3
マップ Lv3
残りスキルポイント395
称号 転生者
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...うん、やってしまったよ。もうこのステータスでスライムだよって信じてもらえないくらい伸びちゃったよ。
さらに問題なのが俺が冒険者に狙われていることだ。だって相手が襲ってくるんだもん。
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それは俺が暇すぎて木から木へ移りながら魔物を体当たりで倒すということをやっていると。下から声が聞こえてきたから耳を澄ますと、
「なぁ、知ってるか?最近ここでゴブリンを倒してるスライムがいるんだぜ」
「あ~聞いたことあるわ。あれだろ一瞬でゴブリンを真っ二つしたって話だろ?絶対ウソだろ」
「いや、それがウソじゃないらしい。見たっていうやつがいるんだよ」
「あぁそれ俺も聞いたことあるわ。ゴブリンジェネラルを倒したってやつだろ」
「はぁ?無理だろホブゴブリンでも俺たち苦戦するのに」
「いや、それだけじゃねえ。そのスライムめちゃくちゃ速いらしい、一度そのスライム追っかけてたやつがすぐに見失うらしい」
あったね~そんなこと。あの時は、普通に遊んでたわ。
「てかそいつって朝の依頼の特殊ランクにあっただろ」
「あったっけ?見てないや」
「お前そんなんだからDランクぎりぎりなんだよ」
「お前らそろそろ移動するぞ」
「うーす。じゃあ索敵しますね」
やば!速く移動しないとばれる
「おい、あそこの木になにかいるぞ!」
「あっスライム!」
という言葉とともに矢が飛んできた。
やばい気付かれた!逃げるか。
人を殺す必要が無いから全力で逃げた。
「クソッ!待ちやがれ」
「速すぎるだろ...」
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とゆうことがあったんだよ。もうこれやってること某RPGゲームのメ〇ルスライムだよな。経験値?いっぱいもってるよ!それに特殊ランクって、俺何もしてないのに...。そろそろこの森から移動するか。楽しかったなぁ~この森のだらだらした生活。
そうして俺はフォルテという鳥型の魔物に体を変化させて空へ飛び立った。これは学習の力だ。相手から読み取った情報を自分の身体をできるだけ近ずけることができる。
おお!風が気持ちいい。なんか、なんかすごい!(語彙力)
自分の語彙力にしょんぼりしながら、次はどこに行こうか行き当たりばったりだけど、とてもわくわくしていた。
このぐだぐだな小説(?)読んでいただきありがとうございます。
できれば評価やブックマーク、コメントなどをおねがいします。