表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
悠遠の方舟  作者: 餅(草)蛇
1/1

僕の名前は広江 充、ごく普通の高校生さ!キラッ

この作品を開いて頂きありがとうございます

1回の投稿につき1000字から2000時くらいを目あすに不定期投稿をしていきます


誰がこの惨劇を予想できただろうか

本日12時、世界有数の商業都市 ネオ・オオサカが壊滅した


昼にはファションや料理の最先端が集められ若者文化の最先端を行っていた

夜には仕事帰りのサラリーマンが集い何処も彼処も宴会に興じ、夜が眠ることはなかったこの街が今はすべて瓦礫と化している



「はぁ はぁ、一体何が起こってるんだ!」


少年は倒壊したビルの合間を縫うように走っていた

幸い「アレ」は人を襲わないらしい元々警備用のリベルタだからだろうか

まあ、理由はどうでもいい

ついさっき、この惨状の元凶であるリベルタと鉢合わせしてしまったのだか 奴らは俺に興味を持たなかった

ひとまず最優先にすべきはこの瓦礫の山からの脱出だ

これ程の被害だ、ネオ・ニッポン軍も動いているだろう


「あっ、どうも」


元は地下鉄の入口だったであろう所を超えるとそこにはリベルタがいた


まあ、俺には無害なんだし気にする事でもないが


「キュイ ピピピ シンニュウシャ ヲ ハッケン ハカイタイショウ ヲ ヘンコウ」


「あれ?なんか言ってね?聞き取りずらいな」


「ハカイシマス」


「え?」


リベルタが俺のヒョロヒョロの体に向かって殴りかかってきた


俺は運動オンチだ、バク転ができなけりゃ縄跳びも出来ない

無論警備用リベルタのパンチなんて避けられないし、当たったら挽肉の如く潰されて今晩のおかずにされること間違いだろう

なんせ自分の体のことだ、自身を持って言える


『オレはここで死ぬ!!』


リベルタの推定500億万トンのパンチが理科の教室に置いてあるホネホネマンもびっくりな俺の体に触れようとした刹那 目の前に閃光が走る


切り刻まれ崩れるリベルタの巨体

その断面は異様なまでに滑らかで、その異常現象のすべてを物語っていた


「よお、お前 大丈夫だったか?」


5本の剣を地面に突き刺し、黒髪ツインテで赤いジャージを着た彼女は無邪気な笑顔で笑っていた


「ここら辺での生き残りはお前だけかぁ」


彼女は当たりを見渡しながらそういった


「なあ、お前名前は?」


「ひ、広江 充(ひろえ みつる)です」


「みつるかー、いい名前だな

私は中原 凛(なかはら りん) これからお前を安全な場所に避難させる

安心しろ 絶対に生きて帰れるからな!」


「あ、ありがとうございます!」


よかった、何とか 文字どうりのコンクリートジャングルと化したネオ・オオサカから脱出出来そうだ


少年の心には安堵と得体のしれない不安が満ちていた



最後まで読んでいただきありがとうございます


普段は別のサイトで小説をアップしているのですが、今回は見切り発車無しで

しっかりと設定を作ってきたので安心してください

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ