再会
英文はエキサイト翻訳にて作成しています。
一応、再翻訳して変な文になっていないか確認はしていますが、なにぶん英語が不得手ですので、
言い回しがおかしかったり、慣習的に使われない文などになっていましたら、ご指摘いただけるとありがたいです。
「やぁ、よく来たね。日本の合流を待っていたよ。」
流暢な日本語でそう言った米空母『Alaska』の副艦長は見覚えのある人物だった。
「久しぶりだね。シマヅ。君は絶対に来ると思っていたよ。」
幸平は、あの時の恩人、Alexander Simons大佐に差し出された手を握った。
「大佐になられていたのですね。」
「あぁ、大出世さ、君だって……えぇと、サンサ?になったんだろ?」
「はは、駆除隊では少佐です。そうですね。もう7年になりますから。」
「そうだな……もう7年か……。」
幸平はついこの間まで中尉だったのだが、出撃の1週間前に唐突に少佐まで昇進し、隅田型雷艇母艦二番艦『四万十』の艦長補佐官として乗船命令が下った。
異例中の異例だが、おそらく数少ない『あれ』との接触者として、発言力のあるポストで第一部隊に参加させたかったのだろう。
「Symons, did reminiscences end?(シモンズ、昔話は終わったかい?)」
「Yes, captain. It just ended just now.(あぁ、艦長。たった今終わったところです。)んじゃ、シマヅ、また後でな。」
「はい、また。」
「島津君。我々も戻ろうか。」
「はい。艦長。」
『Alaska』艦内での挨拶を終え、二人は『四万十』へと戻る。
国際海軍に合流したのが午前8時、その30分後に『Alaska』で、各艦代表と挨拶を交わして『四万十』に戻って来たのが10時45分頃だ。昼食会は12時30分に中国海軍補給艦『山東』にて行われる予定であるため、それまでは待機である。