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冒険って意味無いのでは?


最近、テスト期間の勉強から逃げるために

アニメを見返そうとしていました。スクロールされていくN〇tflixで配信されている数々のアニメ。「葬〇のフ〇ーレン」、「寄〇獣」、「異〇界お〇さん」その中から「〇送のフリー〇ン」を選び、視聴する。この作品は魔王を倒し、なんやかんやあって新しくできた仲間とフリーレ〇が想起しながら旅をし軌跡を辿り、天国を目指す物語だ。作中では勇者であるヒ〇メルや僧侶のハ〇ターなどとの旅路での会話や起こったことをフリーレ〇が思い出し、フリ〇レンが今まで旅をしてきたものを知ることで感情移入する作品だ


そこで見ててふと思ったことがある。


それが、タイトルの通り

「異世界の冒険って意味ないのでは?」

というものだ。


この一言だけ聞くと、「いやお前、夢がねぇなw」とか「物語だから楽しめよ」って言われそうだけど、

ちゃんと考えてみると、けっこう納得してくれる人も多いんじゃないかなと思って書き残すことにした



1. 成長システムがなかったら、冒険はただの強制遠足


まず、異世界もののお約束といえば

「主人公や仲間が成長していく姿を見ることができること」

だと思う。


戦ってレベルが上がったり、スキルを覚えたり、

仲間が増えたり、装備が強くなったり……

そういう“()()()()”があるから、そうゆう物語には

主人公が冒険する意味がある。


じゃあその異世界アニメに「レベル」という概念がなかったら?

経験値もスキルもなくて、どれだけ戦っても強くならなかったら?


その場合の冒険って、

意味があります?


だって成長しないのに敵と戦うんだよ?

歩き続けても疲れるだけで、成果ゼロ。


いやそんなの、ただの()()でしょ……。


ゲーム的世界観で“()()”が楽しいのは、

旅をすることによって主人公が変わるからであって、

変わらないなら 主人公側はただ歩いて戦って疲れるだけ の苦行。


冒険というのは、

「成長という()()()()」があって初めて成立するんだ。



2. 魔王討伐が目的なら、直送でよくない?


もっと言うと、

異世界アニメの物語上の旅の目的ってだいたい

“魔王討伐”

みたいな感じだよね。


少し本編からズレて旅の途中に別のことやっていると感じたら、それは伏線を張っていたり、そういう日常パートを挟むことによって後々の別れのシーンなどに強い印象を与えることができる。

だから基本は主人公たちは魔王討伐を主軸に動いているはず


でもこれ……よく考えると、

•仲間が道中で強くなるわけでもない

•アイテムを集めても特に強化されることはない

•仲間と旅をしても成長補正がない


こういう世界なら、

最初から魔王城に送ればよくない?

って思うんだよ。


道中で魔物に襲われたり、

小さなダンジョンで魔王の側近だか四天王だかに襲われて仲間を失ったり、

食糧が足りなくて困ったり、

雪山で遭難して寒さに震えたり、

山越えて町超えて砂漠歩いて、宿がなくて野宿して……


それ全部、主人公の成長に繋がらないならただの負担ですよね?


効率よく考えたら、

「王都から魔王城へ直送便」

これで目的達成になるはずなのに、

なぜか物語の中では“冒険”を挟むのが当たり前になっている。


逆に問いたい。


なぜ歩かせる?

なぜ戦わせる?

その旅にどんな意味がある?


“ドラマとして意味がある”のはわかる。

でも“主人公の人生視点”で見ると意味ない。


これ本気で考え出すと、

異世界の主人公ってめちゃくちゃ不憫だなと思う。



3. 冒険の大半は「()()」しか生まない


冒険っていうとキラキラして聞こえるけど、

実際にやる側のことを想像すると、

ほとんどの行動は 消耗 の連続だ。


● 長距離移動 → 体力の()()


● 魔物との遭遇 → リスクとケガの()()


● 金欠 → 精神的()()


● 食糧管理 → 不安の()()


● 野営 → リスクと体力の()()


これをレベルのない世界でやれって、

ただの苦行でしかない。


アニメを見ている我々視聴者は「すご〜い!新しい街だ!ここで何か起こるのかな?」みたいに楽しむけど、

登場人物からすると

「やっとの思いで町に着いた……でもこの道中で強くはなってない……疲れた…」

みたいなテンションだよね。


4. なぜフィクションは「冒険」を入れたがるのか


じゃあなんで物語には冒険があるのかというと、

それは“ 視聴者(俺たち)が楽しいから”に尽きる。


冒険というのは

「変化がある」

「世界が広がる」

「物語が進む」

というフィクションの装置として超便利だから、

どんな異世界ものにもほぼ必ず入っている。


「旅」の主な目的は、読者もしくは視聴者(俺たち)を物語に引き込み、感情移入させ、ストーリーを効果的に伝えることができる最短の手段だったのです


でも、主人公の視点で見ると、

“感情のアップダウンが多い=疲れる”

でもある。


つまり:旅は観客は盛り上がるけど、実は主人公は割を食っている。



まとめ:冒険って、物語的には意味があっても、主人公には意味がないことも多い


そんなわけで、

異世界作品を見ながらふと考えてしまった

「冒険って意味ないのでは?」

っていう問題。


もちろん、作品としては冒険がないと話が進まないし、

視聴者(俺たち)や読者は冒険シーンが大好きだ。


でも!

もしレベルも経験値もない世界だったら、

冒険は主人公にとって本当に意味がない。


ただ歩いて、戦って、戦って、消耗して、

最終目的には何も影響しないただの“作業”になってしまう。


視聴者(俺たち)が見ている異世界の冒険がキラキラして見えるのは、フィクションとしてのお約束があるからであって、

現実的に考えると意味がないことも多いんだなぁ、

って改めて思った。

ならどうせ旅をするなら、レベルなどの思い出とは違う残り方をする意味のある旅をして欲しい。


そして最後にひとこと。


もし本当に異世界に行ったら、

わたしは冒険なんて絶対にしたくない。

魔王城までタクシーを呼んでくれ。


あ、交通系で

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