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true177の短編小説詰め合わせ【5】

僕には、推しがいます!

作者: ただのやべーやつ

「僕には、一生ついていきたい推しがいます」


「で、誰よ」


「近寄るだけで愛惜しくて、熱さもじんわりと伝わってくる」


「いや、誰だよ」


「いつも見るたび、貴方の顔は違っているけれど」


「そんな頻繁に整形にはいかないだろ」


「そんなことで嫌いになんかは一生なりやしない」


「出た、定型文」


「白いベッドの上に寝っ転がっているあなたが、一番美しい。輝いている」


「そっち方向に行くなよ」


「きっと僕は、あなたと共に人生を歩んでいくんでしょうね」


「やけにロマンチックだな」


「だから今日も僕はあなたを……。唐揚げ屋に買いに行く」


「唐揚げじゃねえかよ!」


完。

書いてみたかっただけです。

面白さは保障しません。(後書きにそれを書くなよ)

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