8 それぞれの道へ。
「7 満たすものは幸せ。」
の続きです!
私が慌てて起きたのは、悪夢を見たからだ。
本当に本当に怖かった。
私が慌てて起きたのでカルミドはビックリしながら起きた。
その夢の内容は…、
「トントントン」
ドアをノックする音が聞こえてきた。
夢の話はまた後で。
「失礼します。シカズ様、今大丈夫でしょうか?」
うぉっと。まだ被り物を被っていないのだが。
この声はあの綺麗な女の人か?
「ちょっと待ってくれ!」
そう私が言ったのと同時にドアを開けてきた。
いや、ちょっと待ってくれって!聞こえなかったのか!?
私は急いで被り物を被る。
…後ろを向いていたから顔はバレていないはずだ。
「イカサキ様からお話があります。準備が整いましたら1階までおこしください。」
そう私に伝えると部屋から出ていった。
…部屋に入る必要性あったか?
すると一緒にいたカルミドが怒った。
「失礼な!シカズ様の話を無視するとは、なんなのでしょうかあの者はっ!シカズ様、私は怒っておりますので1発…いや、2発程くらわせてきてもいいでしょうか?」
いやいや、え?
何を言ってるんだカルミド。
私は唖然とする。
「落ち着け、カルミド。気にするな。」
そう私がいうと、しゅんとして大人しくなった。
イカサキからの話とはなんだろう。
私はそう思いながら今日、この宿泊所から出ていくので荷物をまとめている。
まとめる程の荷物などないが…。
…準備が整ったので、私とカルミドは1階へ降りる。1階へ降りるとすでにイカサキが待っていた。
「おはようイカサキ。今日はいい天気だな。」
私は自然な風にイカサキに挨拶をする。
それに気づきイカサキも「おはよう」と挨拶をしてくれた。そしてこう続けた。
「昨日はありがとうのう。お主のおかげでわしは生き抜くことができた。あの時もしも誰も来なかったらきっと死んでたわい。そのお礼と言ってはなんだが、この宿泊所の部屋を1つやる。これから好きに使うが良い。」
部屋をくれるとは、また太っ腹なやつだ。
「ありがとう。…だが私は今日からここを出て旅をすることにしたから、部屋にしばらくは居ない。それでもいいのか?」
するとイカサキは少し固まった。
「…。そうか、ではお主が居ない間はわしらが責任を持って管理しよう。いつでも綺麗な部屋に帰れるようにな。」
そこから旅のことについて少し話し、最後に別れの言葉を話すとこにバズラもやってきた。
「おっ、いたいたシカズ、部屋に行ってもいなかったから心配したぞ?」
なんか用だったのか?…まぁいっか。
「それはすまないな。今イカサキと話していたいたとこだ。」
私は旅に出ることをバズラに伝えた。
「えっ、旅に…?」
バズラとイカサキは少し残念そうな顔をしている。
「もう会えなくなる、という訳ではないぞ。」
そう私が伝えてもまだ少し暗い雰囲気だ。
最後は明るく送って欲しかったな。
そう思う。
「俺は故郷に帰ろうと思っていたんだ。だからシカズも一緒にどうだろうと思って…。」
バズラの故郷ってどこなんだろ。疑問に思ったので問いかけてみる、
「バズラの故郷とはどこなのだ?」
するとバズラは答えてくれた。
「西の方のフラクギスタだ。シカズも来るのかっ!?」
私が問いかけたことにより興味を持ったと勘違いされた。バズラら目を輝かせているが、行く気は無い。だって西の方って強そうだし…。
「いや、行かないけど…。」
そう言うとバズラはまたしょぼんとした。
「じゃあな、また逢う日まで。」
私はそう言い前に歩き出す。
私の言葉にハッとするとバズラは
「お互い強くなって逢おうな!」
と。イカサキは
「お元気でのぅ。」
と。
私は振り返り、足を止めバズラ達の方を見て
「ありがとう」と言い、また前へ歩き出した。
いざ、東のロンデリー地方へ。
カルミドとカノミドのことだが、私にはカルミドが、バズラにはカノミドがつくことになった。
こんにちは、こんばんは、おはようございます!
昨日寝落ちしていつもなら投稿できているはずの時間に間に合いませんでした。すみません。
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