62 悪魔の集合
「あーあ…… 随分と派手に壊してくれたね。粉々…… とまではいかないけど。」
私は砕けたカボチャを集め、さらに手ですり潰した。
「シ…… シカズ様…… 大丈夫なのですか?」
カルミドは私の顔色を伺うようにそう言ってきた。
大丈夫なわけないだろ。やばいんだよ。この被り物を壊されたら、その瞬間から…… どうなるかは知らないけど、やばい契約をこの世界の悪魔達と結んだとかテリーが言ってたような…。
「シカズ様、もうそろそろ悪魔たちが集まってきます。ご準備はよろしいですか?」
風の音と共に現れたのはテリーだった。
「テ…テリー!? 」
私が驚いていると、今の今まで火の海だった大地は姿をなくし、黒いモヤがかかってきた。
「テリー!準備とはなんだ?今から何が始まる?何が起こる?みんなはどうなるんだ?悪魔たちはもうそこまで…」
「シカズ様!…… 落ち着いてください。今から集まってくる悪魔たちは全て私の子分です。ですから、シカズ様に危害を加えるようなマネはしません。」
「そ…そうか。」
ちょっと…ちょーっとまって?今私が見える範囲でも100に近いほどの悪魔がいるのに、透視能力でさらに奥までみると、その倍はいるぞ?? こんなにも多くの悪魔を子分として持っているテリーってもしかして…… 悪魔の中でも、上位…に当てはまるということか?
「な…… なんだ?この数の悪魔は…?」
もちろん、この異常な数の悪魔にバズラ達が気づかない訳などなく。
「バズラ様、お下がりくださいませ。ここは私がお守り致します。」
「いや…… 大丈夫だカノミド。どうやら、俺達は敵視されていないようだ。」
そう、「バズラ達」は敵視されていないのだ。…… その一方、リンカは。
「ちょっと、触らないでよ!! 気味が悪い。」
悪魔たちから敵視されているようだ。
「皆の者!! 準備はいいか!! 」
テリーはいつもの倍の倍の倍ほどの声をだし、何か伝えている。準備がなんとか、悪魔としてなんとか、なんちゃらこんちゃら…。
これから、一体何が起こって、どうなってしまうのだろうか。
つづく。
ずいぶんとお久しぶりです。
テストが終わったので、これから投稿して行きます。
次回もお楽しみに。




