5 生と死の隣り合わせ。
4「危機はすぐそこまで迫っていた。」
の続きです!
バズラのカッコイイシーン。
バズラはスパイダーの攻撃をかわし私に絡まっていた糸を切ってくれた。
「シカズ、俺もたたかうぜ」
そう言い私の方を見て自慢げな顔をした。
「ありがとうバズラ。」
私はバズラに感謝する。
「よしっ、じゃあ俺は2匹のお化けの相手をするから、シカズは…」
「ちょっと待ってくれ。」
私はバズラが話しているときに割り込む。
「あの2匹のお化けはスパイダーに操られているのだけなのだ。…そこでいい案がある。」
「なんだと?操られているのか。じゃあ、操っているスパイダーを倒せばいいっつーことだな?」
「バズラは物分りが早くて助かるよ。」
そう言って私は被り物の中で少し微笑む。
「…それでいい案…とは?」
バズラが聞いた瞬間だった。スパイダーの攻撃が私とバズラの間をすり抜けた。
「うおっと…」
とバズラ。
「…話は後にしよう。まずはあのスパイダーを倒すぞ。」
私は戦闘に夢中になっていたせいで気づかなかったが、イカサキは綺麗な女の人に連れられ宿泊所の中へ移動していた。…これで思う存分に動けるな。
バズラはとても大きな剣を振り下ろしスパイダーに攻撃をしかけていく。
…どうりで握手をしたときに手がゴツゴツしていたはずだ。
バズラの攻撃は結構…というかだいぶ効いている。魔法攻撃は威力が弱いのか?だが先程、蹴りと殴りを1発ずついれたが、魔法攻撃とかわらない強さだった。…バズラの攻撃が特殊なのか?…気になるな。
「うぉぉぉ!!」
バズラは大きな声と同時にまた剣を振り下ろす。
「…やったか?」
今回こそ倒せているはず…、、、
いや、倒せていないな。
そう思ったときだった。
スパイダーはバズラに向かって魔法攻撃を仕掛けようとしていたのだった。
「危ない!バズラ!!」
私はそう言い、ムーヴとバリアを同時に発動させる。
バズラの元へ即座移動し、バリアを張る。…だがスパイダーの魔法攻撃はもう目の前まできていた。ほんとうにギリギリだった。
まぁ、バリアで耐えられるだろう。
…いやちょっと待て!?これ…!この攻撃!
バリアで守りきれないかもしれない!!
やばい、焦りと緊張が体にはしる。
「ううっ…。」
「シカズ!大丈夫かっ!」
「…っ二重バリアっ!」
そう言い私は両手でバリアを押え、さらにバリアの層を二重にし、防御力を向上させた。
…なんとか守りきることができた。
今ので結構体力使っただろうな…。
腕が痛い。
バズラは「俺を守ってくれてありがとう。助かったよ。」とお礼を言ってきた。
「仲間だから当然だろ?」と私は返す。
あー…なんだかあのスパイダーにイライラしてきた。
もう早く決着をつけよう。だらだらしているとほんとに体力が持たなくなる。あのスパイダーなら軽く遊び程度に戦ってやろうと思っていたのに。それが急に面倒くさくなり私は取得している魔法攻撃の中で現在1番強い攻撃を放った。
「サクリファイス!」
ほんとはこんな攻撃を使う相手ではない。
サクリファイスは狙った魔物を生贄にすることができる攻撃だ。…しかし、この攻撃はセシイカズという防御魔法を持っているものには通用しない。…まぁ持っていない魔物がほとんどだから大体のときは成功する。
魂を盗ると強くなるのはほぼ全ての魔物に共通し、私もそうだ。…だが私は、パンプキンは生贄を集めるとさらに強くなれる。
私の攻撃は黒い光を放ちスパイダーへと命中した。
「倒せたか…?」
バズラはスパイダーの様子をうかがっている。
「どうやら倒せたみたいだな。」
もしセシイカズを持っていたらどうしようかと考えたが。倒せてよかった。
すると、スパイダーから黒い浮遊する球体がでてきた。私が手を差し出すとそれはヒュンと音をたて手の上で止まった。
きっとこれは生贄となったスパイダーそのものだ。
私は手で握りしめ体内に取り込んだ。
私の体は黒い光を2秒間程だし消えていった。
…こうしてパンプキンである私は強くなったのであった。
すると見ていた宿泊者が私とバズラに向け拍手をおくった。
バズラは「へへっ」と照れ笑いしている。
「ほんとにありがとう、バズラ。バズラがいなかったら私は危なかっただろう。感謝する。」
「いやいや、それよりシカズの攻撃の方が凄かったぜ!俺の攻撃は確かに効いているようだったが倒せはしなかったしな。」
私とバズラはお互いありがとうの意を込めまた握手をした。
「これからもどうぞよろしくな、バズラ。」
「あぁ!」
こうしてスパイダーとの戦いは終わったのであった。
残るは2匹のお化けのことについてだ。
つづく。
こんばんは!こんにちは!おはようございます!
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