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33 夢

 日が暮れ、疲れきった私は休むことにした。眠って少したった頃だろうか。私はまた夢を見た。前(7話)みた夢と同じような感じ…。今日はその夢の内容について話そう。


 今回見た夢にも、前回見た夢にもリンカが出てきた。暗闇の中で「忘れないで…忘れないで…」とか、「助けて」と言っている。もうこの時点ですら恐怖を覚えるのに怖いのはここからだ。


 リンカは突然、人の姿から魔物へと変身するのだ。それは、もともとの姿がリンカだと分からないほど、姿が変わってしまう。その姿のまま追ってくるのだ。


 …怖すぎないか?そりゃ、慌てておきますわ。これは前回見た夢のことで、今回見た夢はこの前回の夢の続きで、魔物へと変化したリンカの背後には笑いながらこちらを見つめる男がいたのだ。その男は何か分からないが、ぶつぶつと小さな声でずっと呟いている。


 すると、その瞬間、魔物を沢山召喚しはじめる。


 …といった内容だ。…私はこんな夢を見たからまた慌てて起きた。


 「はぁ…はぁ…」


 それに驚きカルミドもまた起きる。


 「…シカズ様?…どうかされたんですかー…ふわぁー…」


 カルミドは寝言のように呟いてまた寝てしまった。


 「起こしてしまって申し訳ないな。なんでもない。」


 私は小声でそう言い、ひびが入ったかぼちゃの被り物をして、外にでた。外と言ってもお庭だが。そして、空を見上げた。


 深く、黒い空に浮かぶ星はとても輝いていて、どの星も美しかった。今夜の月は半月の一つ前ほどだろうか。月の様子はまるで心を表しているようだった。半分は光、もうひと半分は闇。


 「…私はちゃんとリンカとの約束を果たせるだろうか?」


 そう思った時、流れ星が一つ流れた。


 「…そうだよね。果たせるだろうか?じゃなくて、果たすんだよね。まっててね。リンカ…」


 流石に外は少し寒いが、少し気持ちが落ち着くまで空を見上げることにした。


 モゾモゾ…


 「んー…?あれ?シカズ様?」


 カルミドは外に目を向けると、そこにはシカズがいた。こんな寒いのになんで外にいるんだろう?そんな疑問を抱きながらまた再び眠りについたのであった。


 さて、気持ちが落ち着いてきたので、そろそろ眠ろうか。そう思い、私は部屋へと入っていった。


 私はひびの入ったかぼちゃを置き、ベッドの中に潜り込んだ。




 つづく。


お知らせが2つ!

1.今回の33話の活動報告に、カルミドについて、書き込んでおきますので!ぜひご覧下さい!

2.短編小説を投稿してありますので、そちらもぜひご覧下さい!!ポイントも待ってます〜!

次回もお楽しみに!

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