24 忘れられたら悲しい
「へぇ〜お前、仲間がいるのか。名前は?」
「名前なんて言わなくていいからな。」
そう、魔法通信でカルミドに伝えるも
「私の名前はカルミドと申します!シカズ様には手を触れさせません!!」
…はぁ…。カルミドお前ぇぇ!!
「そうかそうか、カルミドか。俺の名前はブルク。よろしくな。ところでだが、俺に勝てるとでも思っているのか?」
そうブルクは言うとカルミドの前へ猛スピードで飛んできて攻撃した。
「な…なんだこのバリアは!!」
私はカルミドにバリアをはった。
「私の仲間に手を出そうとするとは、ますますお前のことが鬱陶しくなったよ。」
バリアに弾き飛ばされたブルクに変わり猫のような魔物が次は私にむけて攻撃してきた。
「あんた!痛い目にあわないとわからないのね!」
「…それはお前らの方だ。」
私はそう言うと同時にレーザーショットを放ち、攻撃した。
「いっ……」
「クコロネ!!」
ブルクが叫んだ。クコロネを攻撃して怒ったのか私に殴りかかってきた。…あっ!いいこと思いついた!こいつの攻撃を寸止めしたらかっこよくね!?
「…それはさせません!」
え。
カルミドがなんと私の前に割り込んできたのだ。まぁ、カルミドに殴りが当たる前に寸止めする予定だが。そして背負い投げぇ〜!!
パシッッ!!
という音と共に攻撃を止め、ブルクを背負い投げした。
「うわぁ!」
ブルクはそのまま気絶した。…案外あっさりだな。
「ブルク!!」
…ごめんクコロネ、さっきも同じようなやり取りを聞いたんだ。クコロネも同じようにしてやると気絶した。さて、残るはヒョシズだけ。
「さぁ、君の仲間さんはもう倒れちゃったけど大丈夫かなぁ〜?」
私は控えめにヒョシズを煽った。変顔をしても被り物のおかげでばれなかった。
「…ふん。大丈夫だろ。」
あれ。心配しないの?予想外。
「シカズ…だったか、我はさっさと任務を終わらせて帰りたいのでね、交渉を願…」
「嫌だ。」
「…施…」
「嫌だ、無理。」
「帰る…」
「嫌だっつってんだろ!!」
3回も懲りずに言うとかどんだけ帰りたいんだよ!!あ、わかった!お家に帰ってご飯食べたいんだろ!そういうことか!あいつもご飯すきなのか!!
「それはシカズ様だけです。」
声に出しては言っていないのにカルミドに思いっきり突っ込まれた。…悲しい。カルミドがこんな子になるなんて…。
「またですか…。あんたは私のお母さんじゃないだろ!!」
はいはい。帰ったらカルミドくんの大好きな私の作ったかぼちゃスープを作ってあげるから、ね?
「シカズ様の手作りっ!?え…遠慮しておきます…。っていうか!かぼちゃスープってシカズ様共食いになるじゃないですか!?いいんですか!?」
「おいカルミド、何を1人で話しているのだ?」
私は今まで魔法通信でカルミドに話しかけていたので傍からしたら独り言だ。
「そんなぁ、ひどいっ!!!」
「おいっっ!!我を忘れるでな…」
「あ」
忘れ…てた…。
「なぬっっっ!?」
心にダメージを受けたヒョシズは、
「忘れれるなーよ!!!」
バカでかい声をだした。
「わっ。」
うっるっさ!耳の鼓膜破れたかと思ったわ…。
「シカズ、さがれ!」
ライダブスはそう言った。?
つづく。
次回もお楽しみに!!




