23 最強…?
「ここがヌグレバ王国か〜」
「人間達の国なのに、魔物なんているの?」
「我もそう思う。」
そう、来客したのは3人の魔物。それと…過去にライダブスが苦戦したという魔物、ヒョシズがいるグループだ。
「…カルミド、少し様子を見に行ってくる!」
そう言い私は宿をでて、ムーヴで国の門へと移動した。すると、一斉に私へと視線が集まった。
そこにはライダブスもいた。
「やぁ、今日天気の悪い朝だな。」
そうライダブスに話しかけた。…しばらくしてもライダブスからの返事はない。
「ライダブス…?」
どうしたのだろうか?顔の色も悪いし、変に汗をかいている。
「あの…あのゾンビがヒョシズっ…」
「ん?」
ライダブスの視線の先には、ゾンビ族の魔物がうつっていた。あいつが…ヒョシズか。
「そうだ。久しいなライダブス。我を恋しくしていたか?」
おぉ、あいつゾンビなのに自我と魂残ってるんだ。それじゃゾンビって言わな…い?まいいや。
「恋しくしていたどころか、もう二度と顔も見たくなかった。」
「そんなことを言うな。悲しくなるではないか。」
そう言っているのにヒョシズの顔はにやついていた。
でもこいつら…一体何しに?ライダブスへの復讐?この国に恨みがあったりして…?
「はっはっは、よく言うものよ。で、一体何しにきたのだ?国に入れる気はないが、聞くだけ聞いてやる。」
ライダブス、先程までのあの感じはどこいったのだ。
「さっきからヒョシズばっかり話しててずるいぃ〜!!」
「そうだぞ、俺たちにもっと出番を…」
なんだあの魔物は…。ネコ…?と狼か?強さは、そこそこといったところだろうか。
「俺たちは、この国に潜む魔物にとある用事があってね〜。連れてこいって言われているから来たのさ。」
その時、私の前に沢山の兵士が集められた。なんだよ…私が目的…ってちょい!?え、私!?ってことは、あいつらは施設の者…?うっわっ…。
「シカズ、ここは我らに任せてお前は裏門から逃げろ!」
ライダブスが小声で教えてくれた。まぁ…私一応魔物なんで移動魔法くらい使えるんですけど。ここはライダブスの言う通りに従ってみるか。
「ほほ〜そいつがシカズ=パンプキンか。」
「…よくご存知で。」
なんでらこいつ名前知ってんだよ。施設とライダブスはグル…そうなると、ライダブスが教えた…?ってことは従わないほうがよしだな。でもまてよ、グルなのになぜヒョシズと対立しているんだ?
頭が混乱してきた。
「あんた!そっからおりてミドアロー施設に戻るよ!ほら!速く!」
なるほどなるほど。私を施設に連れもどすと。
私は抑えていたオーラを全開にした。
「…調子に乗るのもそこまでにしておけよ?お前達のボスはそのうち私によって殺される。そして私を施設に連れ戻そうとしたら、お前達も容赦なく殺す。言葉を撤回するなら今のうちだ。」
「はっ!ずいぶん偉そうじゃねーか。俺たちはお前が思うほど弱くねーぜ?」
「やれるものならやって…」
「シーカーズー様ぁぁ!!おやめをぉぉ!!」
そういって飛び込んできたのはカルミドだった。
「…何しに来たんだよ。邪魔するなら帰ってくれ。」
「邪魔なんて…!!私はシカズ様のオーラが急に強くなったのを感じたので早急にやってまいりました!あとそれと、全力でお守りするって言ったじゃないですか!!」
「…。」
つづく。




