表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
57/118

屋敷へと戻って

>レイダーは屋敷へと戻った。

>いつものように昼食と風呂が用意してある。

>どちらも利用して母親のもとへと向かった。



 もはや流れ作業ですね。

 母親はどこにいるのでしょう。

 見つかったら【魔】関係のモノを教えてもらおうと思います。



>「あら?レイダー、今日も魔法を教わりたいのかしら?」


>母親の言葉にレイダーは頷く。

>そうすると嬉しそうにしながらも母親は顔を悩ませる。



 またイベントですかね?

 何か問題でもあるんでしょうか?



>「……そうね。レイダーは新しい魔法を覚えたい?それとも今、覚えている魔法のLvを上げたい?それとも【魔】のステータスを上げたい?」



 選択肢が出ました。

 これは悩みますね。

 新しい魔法を覚えたら相手にダメージを与えられる属性が増えるはずです。

 覚えている魔法のLvを上げるのと【魔】のステータスを上げたら威力が上昇するでしょう。

 

 ………決めました。

 魔法のLvを上げることにします。

 ここで出来るだけ【身体強化魔法】のLvを上げたいです。

 そうすれば【敏】のステータスが上がって更に避けれたり、【力】のステータスが上がって魔法が効かない相手がいても、より多くのダメージを与えられますからね。



>レイダーは魔法のLvを上げたいと伝える。


>「わかったわ。何の魔法を上げたいのかしら?私としては【劣化探索魔法】を上げて欲しいけど」



 ここで更に選択肢が出ましたね。

 母親に言われたとおりに【劣化探索魔法】のLvを上げたら劣化の部分が取れるか取れるまでの条件が短縮されそうだけど、ここは【身体強化魔法】に決めます。

 理由は先程言ったように攻撃を更に避けたり、魔法の聞かない相手にダメージを少しでも与えるためですね。



>「そう……。わかったわ、【身体強化魔法】を鍛えましょう」


>母親は少しだけ残念そうにしながら【身体強化魔法】のLvを上げるのに協力した。



 母親は自分のおススメが選ばれなかったことが残念そうですね。

 そしてLv上げの結果はどうなるんでしょう?



>【身体強化魔法】の経験値が上昇した。


>【身体強化魔法】のLvが1→2になった。



>「これで少しは【身体強化魔法】の効果が強くなるわね」



 魔力の減少ぐあいは変わらないみたいですが、身体能力の増加分は増えたみたいですね。

 これは良い選択をしたかもしれません。



>「ところでレイダー、明日は暇かしら?」


>母親の質問にどういうことかとレイダーは首をかしげる。



 またイベントかな?

 先に姉のイベントをこなして次は母親関係のイベント。

 明日もある程度の時間はつぶれるのか……。

 能力を鍛えたかったですけど、残念です。



>「貴方が良ければ家族皆で買い物に行ったりレストランで食事をしたりしないかしら。明日を逃せば会える機会も少なくなるし……」



 ここで首を横に振ったら好感度が家族なのに最悪になりそうですね。

 最悪でもギリギリ見放されないとは思いますが。

 ここは頷いておきましょう。



>レイダーが首を縦に振ると頷く。

>その反応を見た母親は嬉しそうに笑った。

>そしてレイダーと一緒に屋敷へと戻った。



 本当にうれしそうです。

 ステータスを上げれないのは残念ですが、笑顔になったから素直にあきらめることにします。



>「あら、貴方たちも帰ってきたのね」


>屋敷の中にすでに父親と姉のスイレンの二人がいた。

>母親と訓練をしている間に帰ってきていたらしい。

>そんな二人に母親は楽しそうに話しかける。


>「二人とも明日は暇かしら?明日はレイダーと買い物に行ったりしたいんだけど?」

>「そうだな。明日は急なことになるが休むか」

>「行きたい」


>二人も家族で買い物に行くことに乗り気だ。

>父親も道場のほうを休んで参加すると言っている。



 どれだけ楽しみなんでしょうね。

 これだけで好感度がかなり上がっていそうです。



>家族全員が集まって明日のことを話ながら夕食を食べる。

>そこまで楽しそうにされているとレイダー自身も嬉しくなる。

>自分が参加をするだけでこんなに楽しそうにしてもらえるとは思わなかった。



 待ち望んだ家族全員が集まっての外出ですからね。

 レズ君自身はともかく家族の皆は嬉しいのでしょう。

 明日は早くなると言って皆が万全の状態で楽しめるように早く休もうとしています。

 レズ君にも早く寝るように言っています。



>部屋に戻った。

>何をしよう。



 強制的に休むことになると思いましたが自由に行動できるみたいです。

 ここは瞑想をして次の日にいきましょう。



>レイダーは瞑想をした。


>【魔】の経験値が上昇した。


>【魔】が22→23になった。



 今日も【魔】のステータスが上がりましたね。

 取り敢えずの次の目標は30にしましょう。

 もちろん、学園に入ってからの目標ですよ。


 最後に今日の能力の上昇を確認します。



≪レイダー・ズォーク≫


ステータス


 【体】 14(↑1)

 【力】  5

 【知】  5

 【魔】 23(↑1)

 【器】 17(↑1)

 【敏】 24(↑2)

 【運】  5



 次は魔法です。



≪レイダー・ズォーク≫


 魔法


 【火魔法】Lv.1

 【水魔法】Lv.1

 【風魔法】Lv.1

 【土魔法】Lv.1

 【回復魔法】Lv.3

 【身体強化魔法】Lv.2(↑1)



 次は学園に入ってから能力を上げることになりそうです。

 どんな風にステータスを上げることになるのか少し不安でもあり楽しみです。

 それでもきっと、この一週間のようにステータスを上げれないのだろうなぁ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ