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母との訓練

>「御飯も食べ終わったし、魔法を教えて上げるわよ。これでも、お母さんは有能な魔法使いとして名をはせたのよ」


>昼食を食べ終え庭へと母と姉と一緒に出る。

>母親の言葉にレイダーは姉に本当か尋ね頷かれた。



 どうやら母親は昔、有能な魔法使いだったそうですね。

 騎士と魔法使いの夫婦ですか。

 よく聞くような話ですね。



>「まずは私の魔法を見せて上げるわね」


>その言葉と直後に母親から圧力を感じてしまう。

>おそらくは強大な魔力が原因だろう。

>普段の姿からは予想できないが強い力を秘めているらしい。



 どんな魔法が発動するか楽しみですね!

 漏れ出る魔力だけでも圧力を感じるようですから強大な魔法を発動するはずです。



>「見なさい。これが私の魔法よ」


>そして放たれた魔法は数百もの雷が空に向かって突き進んでいった。

>魔法を実際に見ることが少なかったレイダーは目を輝かせ、スイレンも久しぶりに見た母親の魔法に目を輝かせていた。

>自分の子供二人が自らの魔法に目を輝かせていることに母親は満足する。



 数百の雷が天に突き進む姿は派手ですね。

 母親も子供たちの姿に気分を良くしています。



>「凄いでしょう?それじゃあ魔法を教えてあげるからレイダーは近くに来なさい。少し魔力を計らせてもらうわね」


>魔法を扱うのには魔力が必要だ。

>低ければ低い程、魔法を扱うことが出来ず。

>使えるようになるように訓練するしかない。



 なるほど。

 あれ?

 それじゃあレズ君は魔法を使えなくない?

 【魔】がたった5しかないし。



>「残念ね。今のレイダーじゃ、魔法を使えないわ」


>母親の言葉にレイダーは少しだけ悲しそうな顔をする。

>その顔に母親と姉は慌ててフォローする。



 ステータスが貧弱ぅ!!

 たった5しか無いもんね!!

 そりゃ魔法も使えないわ!

 むしろ騎士団長の父親や道場の少年と戦えた方が不思議だわ!!



>「だ、大丈夫よ。魔力を鍛えたら魔法を使えるようになるから」

>「そ、そうよ。だからまずは魔力を鍛えましょう?」


>二人の励ましにレイダーはは頷く。

>今は魔法を使えなくても、鍛えれば使えるのならと聞いてやる気を出す。



 良かった。

 魔力を鍛えれば魔法を使えるようになるみたいです。

 魔力を上げると魔法が強力になるのか、それとも使える魔法が増えるのか?

 両方かな?



>「それじゃあ【魔】を鍛える方法を教えるわね」


>母親の言葉に頷く。

>スイレンも既に知っているはずだがレイダーの隣で真剣な表情で話しを聞こうとしている。



 知っているなら必要は無いと思うんですが?

 まぁ真面目なんでしょう。



>「【魔】を鍛えるのは簡単よ。瞑想をすればよいだけ」


>レイダーはそれだけなのかと首を傾げている。

>隣を見ると姉のスイレンも頷いていた。

>本当らしい。



 それだけで魔力が上がんの!?

 単純すぎない?

 それが事実だとしたら世の中、強力な魔法使いで溢れかえっていると思うんだけど!?



>「信じられない?それでも事実だから実際にやってみるわよ」


>どちらにせよレイダーは【魔】が低い為に魔法を使えない。

>それでも魔法を使いたいなら【魔】を鍛えるしかない。

>家族を信じて瞑想をすることにする。



 母親の魔法を見たせいでレズ君も魔法を使いたいみたいですね。

 その為なら何でもやる気概を持っています。

 それだけ母親の使った魔法が派手で格好良かったのでしょう。

 気持ちはわかります。



>レイダーは目を瞑り己の内側に没頭する。

>深く集中できた。


>【魔】の経験値が大きく上昇した。


>【魔】が5→7に上がった。



 おぉ、【魔】が2も上がりました。

 深く集中できたとありますし、通常より経験値が大きく貰えたみたいです。

 それでも二桁にいっていませんね。



>「少しは魔力が上がったけど、それでも低いわね。もう少し上げないと初級の魔法すら扱えないわ」


>気付いたら夕方になっていた。

>思っていたよりも集中していたらしい。

>まだまだ魔法を使えないことが残念だが使えるようになるまで毎日、鍛えるつもりだ。



 魔法を使うためにやる気になっています。

 ここでステータスを確認しましょう。



≪レイダー・ズォーク≫


ステータス


 【体】  6

 【力】  5

 【知】  5

 【魔】  7(↑2)

 【器】  5

 【敏】  6

 【運】  5



 相変わらず見ていてステータスが低いです。

 最低でも学園に通うまでに二つは二桁に届けたいです。

 今日の様に午前と午後で訓練を分けることが出来るなら、同じことをして特化して鍛えましょう。

 目指すは【敏】と【魔】の二つが二桁突入!



>「凄く集中していたわね。私なんて一時間くらいで終わったわよ」

>「全くよ。もう少し頑張ったら良かったのに」


>姉のスイレンは何をしていたのか知らないが、かなり疲れている様子が見える。

>少し周りを見渡すとスイレンから少し離れた所で傷だらけになっている的が見えた。

>どうやら魔法の練習をしていたらしい。

>そのことに気付かなかったことに改めて深く集中していたことを自覚する。



 焼けた跡や水に濡れた跡も見えますね。

 近くで魔法を発動していたのに気付かないほど集中していたみたいです。

 そういえば【知】と【器】、【運】はどうやって上げるのでしょう。

 おそらく母親との訓練は【魔】に特化したモノでしょうし……。

 まぁプレイをしていれば見つかるでしょ!

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