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リビングでの会話

 近親相姦ルートもあると知って動揺しましたが、続けていきたいと思います。

 身体を洗い合ったり、一緒に風呂に入ったりと近親相姦ルートに直行している気がしますね。

 本当にそうなったら笑う自信があります。



>身体を洗い洗った二人は服を着て風呂場から出る。

>そして手を繋ぎ合って母親のいるリビングへと向かった。



 やっぱり手を繋いでいるんですね。

 仲が良い事です。

 姉の身体に欲情するのは気持ち悪いとレズ君も言っていたから、まだ大丈夫でしょう。

 一緒に風呂に入って来る姉の好感度はどうなっているんでしょうね。



>「あら?もしかして二人とも一緒に風呂に入っていたのかしら?羨ましい」


>母親は二人が同じくらい火照った身体で一緒に手を繋いでリビングに入ってきたことから一緒に風呂に入っていたことに察したらしい。

>そして母親なのにレイダーと一緒に風呂に入った記憶が少ないことに残念がる。

>レイダーの姉のスイレンとは今も偶に入っているから殊更だ。



 どうやら母親は親として子供との思い出が少ないことを気にしているみたいですね。

 子供想いです。



>あなたは母親と風呂に入るのは流石に恥ずかしいと拒否をする。

>そもそも姉と一緒に入ったのも自分の意思では無いのだ。

>父親ならともかく母親と一緒は恥ずかしい。



 思春期ですね。

 気持ちはわかります。

 因みに俺は父親相手でも一緒に入るのは嫌です。



>「そう残念。それよりもご飯を食べましょうか。お父さんは道場の方で食べるそうよ。もしかしたら今日は帰らないか、かなり遅くなるみたい」


>少しだけ残念そうに話す母親。

>夫が帰ってこないことに寂しいようだ。

>だからと言うようにレイダーとスイレンの方を向く。


>「だから二人とも私と一緒に寝ましょう?」


>輝いた目でこちらを見る母親。

>レイダーは一緒に寝る口実だと直ぐに察する。

>何故なら姉は寮から学園に通っているし、父親は騎士団長だから屋敷に居ないこともある。

>寂しいのは慣れているはずだ。



 レズ君の想像は有り得ますね。

 子供と触れ合えない親バカの暴走でしょうか。

 それにしても自分一人だけの屋敷か。

 メイドや執事もいるし、実際はそこまで寂しくはなさそうです。



>「良い考えね。本当は父上もいたら一緒に寝れたんだけど、今度にしましょう」

>「そうね。本当に残念だわ。明日になったら、お父さんに自慢しましょう」


>二人は賛成だと手を打ちあう。

>レイダーは恥ずかしいから拒否をしたいし逃げたい。



 女二人に賛成させられて逃げ場がないですね。

 正直、美女二人と一緒に寝るとか羨ましいです。

 そこを代わって欲しい。

 レズ君本人としたら家族だから何とも思わないんでしょうが。



>「レイダーも一緒に寝るわよね?」

>「久しぶりのお母さんと一緒に寝ましょう?息子との思い出を増やして頂戴!」


>二人の上目遣いに涙が滲んでいるのを見てレイダーは頷くしかなかった。



 負けてますね。

 やはり女は強い。

 どんな手を使っても自分の想い道理に動かせようとしている。



>「そう良かったわ。部屋は母上ので良いわよね?」

>「そうね。私の部屋で三人で一緒に寝ましょう」



 母親の部屋で寝るのか?

 これは恥ずかしい。

 スイレンは恥ずかしくないんですかね?

 この家族、自分たちの家族が好きすぎません?



>二人が夜の打ち合わせをしているところにレイダーは父親のことで疑問を持つ。

>それは騎士団長という役職のことだ。

>領主と騎士団長という仕事は兼任できるのか疑問だ。



 そういえば。

 どちらも忙しそうな仕事ですよね。

 名ばかりの領主で母親が代わりに領主としての仕事をしているのでしょうか?



>「それはお父さんが名ばかりの騎士団長だからよ」


>名ばかりの騎士団長ということにレイダーは首を傾げてしまう。

>騎士団の長という名から部下も多くいて仕事も多いと予想をしていたが違うのだろうか?


>「実際は何人かの道場の者を連れて他の領地や首都の騎士を教導をしているわ。騎士団の名前も教導騎士団って、そのままの名前よ」


>教導騎士団。

>父親が長を務めている騎士団の名前を何度もつぶやく。

>他の領地や首都の騎士を教導するとは、それだけ武勇に優れているのだろう。



 思ったよりも父親が凄いです。

 他の領地や首都の騎士を鍛えることが出来るって、それだけ強いということですよね。

 もしかしたら国の中でも上から数えた方が強い位置にいるのかもしれませんね。

 それに道場の方も一緒に行くなら、他の領地の騎士よりは強いのかもしれません。



>レイダーは父親が教導できるほどの実力者と聞いて実際はどのくらい強いか家族に質問する。

>目を輝かせて質問してくる姿に母親と姉は、やはり男の子ね、と溜息を吐いた。



 強さを憧れを持つのは男の子ですね。

 これは父親もいたら喜んでいたのでしょう。

 息子が興味を持ったのに居ない父親が残念です。



>「そうね。父親は国の中でも一番強いのではないかと噂されているわ」


>姉のスイレンは父親の事を自慢する。

>その事実にはレイダーも驚く。

>まさか自分の身近な人が国でも一番強いとは予想もしていなかった。



 マジか。

 父親が強い。

 これはクリア後に挑める裏ボスなんじゃないですか?



>「そういえば道場で身体を鍛えてきたのよね」


>母親の言葉にレイダーは頷く。

>何か問題でもあるのだろうか?


>「良かったら、昼は私と訓練をしないかしら」

>「えっ!?」


>母親の誘いに頷こうとしたら姉のスイレンが驚く。

>反応からして珍しいようだ。



 母親からの訓練ですか。

 道場では鍛えられなかった【魔】や【器】、【知】を鍛えられそうです。



>「スイレンも一緒に鍛える?」


>母親の質問にスイレンは頷く。

>母親の魔法を久しぶりに見たいが、それよりも、もう少し弟のレイダーと一緒にいたいからだ。


>「それはさておき、昼食を食べましょうか?」


>母親の言葉に頷きテーブルの上にある昼食を食べ始めた。



 そう言えばリビングに来たのも昼食を食べる為でしたね。

 すっかり忘れていました。

 それにしても母親との訓練に参加する理由が、もう少し一緒にレズ君と一緒いたいとか、やはりスイレンはブラコンですね。

 それはさておき、母親との訓練で何かしらのステータスを鍛え上げられそうですが、何を選びましょうか?

 その場合【魔】のステータスを上げるべきでしょうか?

 まぁ、まずは庭で何をできるのか確認してからにしましょう。

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