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つぼみの君ともう一度

作者:鳴神鈴蘭
花には記憶がなかった。言葉も話せなかった。気付いたらそこにいた。何も覚えてない。微かにある記憶は、「大切な人」。手を繋いでくれた。そっと抱きしめてくれた。あの人。

花は高校生の時に身内を全員失う悲惨な事故にあった。それにより、花は過去の記憶を失い、話すことが出来なくなってしまう。
そんな時に出会ったのがシスター。花の住む街からすこし離れた田舎の教会で働く修道女。彼女に手話を教えてもらい、少しずつだがコミュニケーションをとれるようになったとき、彼女に「私たちの教会に来ないか?」と誘われる。
教会で花は庭の手入れを任され、草木を愛でる日々を送っていた。しかし、常に心に引っかかっている「大切な人」。今の生活になんの不安も不満もなかったが、それだけが花の心にずっと引っかかっていた。
ある日、花は思い切ってシスターに「大切な人」を探しに行きたい、と申し出てみる。シスターは彼女に1週間の猶予をあたえ、彼女の住んでいた街に返す。
知り合いもいない、「大切な人」の記憶もぼんやりとしたまま、彼女は自分が生まれ育ったらしい街を歩いていた。
教会の周りと比べて、人も車も多く、「大切な人」探しは困難を極めた。そのとき、彼女の手をつかんだ者がいた。ひと目でわかった。「大切な人」。彼だ。
「大切な人」の名前は駿。花の恋人だった。花は彼に教会に遊びに来てくださいと言い、その場を去る。
その後、度々訪れる駿と会話を重ね、徐々に恋心を取り戻し始める──。
果たして、彼らの恋路はどうなるのか?前途多難のピュアラブストーリー。
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