表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
24/66

グランアーブル

 ボス部屋に入ると黒い霧が集まり1本の大きな木になった。


 グランアーブル Lv8


 見たところ顔っぽいのもないし見た目はまんま木だな。

 とりあえず強化スキルと弱点らしい火の魔法を使う。


「【バイセクト】【ファイアーボール】」


 魔法を放って肉薄する。

 だが【ファイアーボール】はグランアーブルの根によって弾かれ、そのまま4本の根が俺に向かって伸びてくる。

 その根をぶった斬ろうとするが、手から斬る感触はするがやはり斬れなかった。


「思ったより厄介だな」


 仕方ないが根の回避は難しそうだが出来なくはないので避けながら近づく事にする。

 問題はこの根がどこまで伸びるかだ。もしカノンがいる入口付近まで届くなら仕方ないが自分の身は自分で守ってもらおう。

 俺は根を避けて本体である幹までたどり着き連続で斬りつける。

 根が4本共俺を襲うため戻って来た。

 カノンの所まで伸びないのか、それともターゲットを俺に定めたのか知らないがカノンには攻撃してないようだ。


「心配事もなくなったし、これで集中して戦えるな」


 一旦グランアーブルから離れて魔法を放つ。


「【フレイムストーム】」


 グランアーブルと根が炎の竜巻に呑まれる。

 この【フレイムストーム】が俺が覚えてる1番強い火属性の魔法だ。

 けど自分以外のHPは見えないため、どこまでダメージを与えられたかわからないから戦略が立てづらい。

 炎の竜巻が消え4本の根も健在だった。


「やっぱり燃えてなくなったりしないか。なら根の方より本体に攻撃を集中さした方がいいか」


 再び襲い掛かる根を回避しつつ幹に近づき魔法と攻撃スキルを使いダメージを与える。


「【ウォーターウォール】」


 背後から来る根を水の壁で防ぐ。

 水の壁は幅2メートル、高さ3メートルあり、通路では使えるがボス部屋みたいに広い場所では時間稼ぎくらいにしかならないが今はそれだけで十分だ。


「【フレイムストーム】」


 その間にグランアーブルから離れ魔法を叩き込み、【フレイムストーム】が消えたらすぐに本体に近づけるように身構える。


「っと、これで終わりか」


 炎の竜巻が消えるとグランアーブルも煙になり消えていき、木の棒だけが残った。


【ロッド】

【木材で作られた杖。初心者用】


 どうやら2階層ボスのドロップは杖のようだ。これがレアドロップなのかは今はいいや。


「よし、戦闘も終わった事だし帰る……か……」


 ロッドをアイテムボックスに入れ振り返るとカノンが落ち込んでいた。

 いったいどうしたんだ。


「カノンどうかしたのか? なんか暗いけど」

「いえ、なんでもないです。なんでも……」


 いや、そんな暗い顔で言われても説得力なんてないぞ。

 でもカノンはなにも言おうとしないので俺は諦め3階層のワープホールで外に出て町に帰る事にした。

 だが町に戻ったら戻ったでカノンがいきなり気分が悪いと言い出し宿へ帰って行く始末だ。

 もう訳わからん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ