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この想い消えず

作者: 詩音

片思いなんて綺麗な言い方だと私は思う。

結局向こうに気がなければ

ただの独りよがり。相手に迷惑なだけ。


そう思ってはいるのにこの気持ちは消えないのです。

消えることを望んでは貴方を想ってしまい、貴方を想ってはこの気持ちに苦しむ。


貴方の一言で嬉しくなり、悲しくなる。

貴方から見たらただの知り合いの私に、こんな重い気持ちもたれて災難ですね。


それでも私の中から貴方は消えてくれない。

いっそ、いっそのこと私のことを嫌いと言ってくれたら、彼女が出来たんだと笑って報告してくれたら―


嫌いに、なれるかもしれないのに。


そう思うのに私は今日も

優しすぎる貴方を想いながらひっそりと泣くのです。

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