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200文字小説集

頑張ったご褒美(200文字小説)

作者: 日下部良介

キーン。 白いボールが青空に吸い込まれていく。

パシッ。 落ちてきたボールがキャッチャーのミットに収まる。

ゲームセット。



落ち込んでいるボクの坊主頭を撫でながら彼女が言う。

「よくやったよ。 カッコよかったよ」


そうだな! 力は出し切ったもんな。

上を向くと青い空。

思いっきり手を広げて背伸びした。

彼女も一緒に手を広げる。

「気持ちいいね」そう言うと、彼女はボクにしがみついて頬にキスをしてくれた。

「頑張ったご褒美だよ」


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― 新着の感想 ―
[一言]  拝読しました。爽やかな青春のヒトコマを描いた作品ですね。面白かったです。二百文字小説でこの完成度はすごいなと思いました。野球は負けたけどキスしてもらってよかったなあと思いました。  これ…
[一言] うーん。行き当たりばったり。(いや、行き倒ればったり?) --------------- ぐいっ。 透明な液体がのどに吸い込まれていく。 むしゃっ。 鶏のから揚げがみんなのお腹に収まる。…
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